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2014/11/26

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無辜か穢れか
そのどちらかを
選ぼうとしているような
顔をしてみたりもするけれど

その気になりさえすれば
ほんとうはどちらにでも
身を振ることができるのだ.

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二律背反
相容れないものたち.
何かを薄めたような物言いに
味を占めて重ね続ける
暴かれることのない嘘.

Starring by Kei.

前回のコラムで臼杵の竹宵のことを書かせてもらって
それを「芸術の秋」として取り上げてもいただき
すごく嬉しく思っています.

打って変わって…というか
ここは熊本、下通り…早い話が歓楽街です.

歌舞伎町にしろ中洲にしろ、そしてここ熊本にしろ
結局のところ歓楽街という場所で
撮ることと、そこでまた好き勝手な物語を綴っては
新作に繋げていこうとしている自分がいて.

そういうものかなと思うのと同時に
最近は、モデルの方々から
若い作家、写真家のお名前を聞くことも
多くなっていて.

移り変わりとか時間経過とか
次第に変遷していくものが
確実にあるのだなと思ったりもして.

次世代、新世代と口にするようになる前に
今の自分で、もっと出来ることが
あるのか、無いのかを
見定めながら、作品として残すべきものを
考えなければなのかな…とも思ったりしています.

それでも、カメラ片手に歓楽街や
なんのことはない路地で
実録っぽい出たトコ勝負の撮影に
魅入られてしまうのだけれど.

変遷、移り変わり…
そんなことはもう少ししてから考えよう.

でもたぶん、それって自分につく嘘で
暴かれることのない嘘そのもの
なんだろうと思います.

そのお話の続きは、またいつか…

2014/11/26 10:50 | hideki | No Comments