今回は、ぼくらのバンドを“サポートアーティスト”としてくださっている、女子サッカークラブ『スフィーダ世田谷FC』の、今シーズンの闘いについて綴らせていただきます。
去る11月3日のアウェイゲームを持って、今シーズンのリーグ戦全日程を終了されました。
昨シーズンは、なでしこリーグ9位チームとの「なでしこリーグ&チャレンジリーグ入替戦」に出場し、死闘の末敗退…。
切ない幕切れでした。
その雪辱を期すべく臨まれた今シーズン。
結果は、11勝5分6敗、勝ち点38で、16チーム中6位という成績でした。
客観的にみて、16チーム中6位という成績が悪いものであるはずはありません。
しかしチームは「なでしこリーグ」への昇格を目標として闘っていたわけですので、監督、選手の皆さんがブログ等で発信する言葉にも相当な悔しさがにじんでいます…。
ちなみに、優勝して「なでしこリーグ」への自動昇格を勝ち取られたチームの勝ち点は53。
入れ替え戦に出場されるチーム(2位チーム)の勝ち点は51。
それと比べて勝ち点で13、4勝と1分が足りなかった計算になります。
リーグ戦は、Aブロック、Bブロックと2つに分かれて闘われました。
最初に同ブロックの7チームと総当たりを1順、そのあと別ブロックの8チームと総当たりを1順、最後に同ブロックの7チームと総当たりをもう1順。
1シーズンは3期構成になっていました。
今年の『スフィーダ世田谷FC』は、第1期は好調に滑り出しました。
しかし、第2期に厳しい試合が続き…。
そして第3期。
当初はまだ昇格圏に浮上できる可能性も残しつつ、しかし早々に可能性が潰えて…。
そんな流れでした。
かなり重苦しい雰囲気に陥る日もあり、選手の皆さんの痛々しい姿は見るのも辛かったです。
でも勝負ごとですから、勝ちを望んでもすべてが上手くいくわけではない…。厳しいですね…。
辛いシーズンにはなってしまいましたが、来シーズンの飛躍、躍動を期待したいと思っています。
1シーズン、ひたむきなプレーに勇気をいただきました。
一緒に熱くなれたり、時には悔しくてしょうがないこともありましたが、勝った時は本当にうれしくなりますし、そんな気持ちを共感できることを有り難く思っています。
ところで夏に、『スフィーダ世田谷FC』の川邊監督が監督を務められている“東京都国体選抜成年女子”チームが、悲願の国体本戦出場を決めました。
選手も『スフィーダ世田谷FC』の選手を主体としています。
(それ以外にも力のある選手が加わりつつ)。
そして全国大会でも3位!
これは今シーズンの中での、もっとも明るいニュースだったのではないでしょうか。
で、栃木県で行われた、予選である関東ブロック大会。
ぼくは1回戦の応援には行っていないのですが、出場がかかった2試合目には応援に行けました。
そして歓喜の本戦出場決定の瞬間に居合わすことができました。
試合後、サポーター仲間、選手、スタッフの皆さんとみんなで喜べたこと…。
忘れられないです。
さて。
チームは今シーズン、“皇后杯”の闘いを残しています。
男子サッカーで言うところの“天皇杯”です。
トーナメントですから、負けてしまえば、即、今シーズンは本当に終了…。
1試合でも多く試合ができますように…。
会場が遠く、応援には行けない感じなのですが…。
その後は、シーズンオフ。
シーズンオフには、退団される選手の発表もあるんでしょうね…。
いろいろな事情で、結構多くの選手が毎年入れ替わっていきます。
寂しい季節を迎えることになります…。
そしてその後は、新入団選手の発表、始動、そして春のシーズン開幕へと…。
また来シーズンも、スタジアムに行ってパワーをいただきたいです。
返す返すも、今年の“皇后杯”。
健闘をお祈りしています。
そして、サポーター仲間の皆さま、クラブ関係者の皆さま。
来シーズンもよろしくお願いいたします!
押忍