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10月22日。ヒンドゥー教の新年Diwaliのお祭り。
お米を色づけして作られた装飾が街中にあって、本当にキレイな季節。
この模様が、小さなお米から作られているなんてちょっと信じられない。
作っている様子を眺めていると、根気の無い私には絶対無理だと思う。
ヒンドゥー教の女神ラクシュミーを祝うお祭りで、この女神は美と幸福を司るので女性は特に大切にしている女神なんだそう。
去年までは、ただこの装飾を眺めてキレイだなぁ~なんて思っていたけど、今年はインド人の友人にこのお祭りのことを色々聞けて少しだけこのお祭りの見方が変わった。
お祭りの日は家族で集まって儀式をして、夜はキャンドルを灯すので光のフェスティバルと呼ばれているんだそう。
ヒンドゥー教の寺院にあるような、茶色の陶器にギーやオイルを入れて作ったアルコールランプみたいなものに灯りを灯すのが一般的なんだとか。
お友達はこのお祭りをとても楽しみにしているそうで、お洋服も新調するらしい。
日本にも独特な新年の文化があるように、違った国・宗教にはそれぞれ大切な新年の儀式がある。
多民族国家ならではだなぁっと思うのは、みんな違う宗教のお祭りも尊重しているし、楽しんでいる。
マレー人の友人に「このDiwaliのお祭りの意味とか詳しい内容って知ってる?」って聞いたら、「もちろん知ってるよ!だって気になるじゃん。だからインド人の知り合いに聞いたり、習ったりして知ってるよ。」って言われた。
日本人は、クリスマスとかハロウィンとか意味も知らずに祝い事を楽しむ。
別にそれも悪いことじゃないと思うけど、違う文化や宗教を理解するという意味で、お祭りや祝い事についての正しい知識って大切だなと思う。
ハロウィンて大盛り上がりの今日、そんなことを思った。