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この度の東日本大震災により、犠牲になられた方々のご冥福をお祈り申し上げますと共に、被災された皆様、並びにご家族の方々に対しまして心よりお見舞い申し上げます。
一日も早い復旧と復興をお祈り申し上げます。
さて、東京から屋久島に戻ってきて早3週間。
震災のときは東京に1人で暮らす母が心配で居ても立っても居られず、確定申告が終わっていないにも関わらず東京へ行き、申告期限の翌日に帰宅。
今まで確定申告を遅れたことが無かったのでどうしたら良いのかわからず、帰ってからまず、管轄の種子島税務署へ電話をし、急遽震災の関係で東京に行くことになった経緯を説明してどうしたら良いのか指示を仰いだところ、今回は震災による延長取扱申請を提出して良いということになり、申告期限を2ヶ月延ばしてもらった。しかし、長男が保育園通いの為、収入証明を出さないと保育料が決定しないということで結局急いで出す羽目に・・・・世の中そんなに甘くないってことですよね。
今回の震災の影響で食料や電池が不足している話は以前もしましたが、先日関東で水道水に放射成分が混入されているという報道がニュースで流れ、その日から屋久島も一時期ミネラルウォーターが買えないという、水道水を飲むのが普通な屋久島では考えられないような事態が発生しております。今は少々落ち着いた様な気がしますが、店によっては水のコーナーだけ張り紙が貼ってある様です。
私の姉も去年子供が生まれたばかりで現在神奈川に住んでいるのですが、水は危ない、米はスーパーの開店から並ばないと買えないし、オムツは売ってないし、計画停電はあるしと不便が続いていると電話が掛かってきた。
私自身、たくさん買ってはいけないと思いつつも小さい子供が居るからしょうがないと急いで島中を探して水と米と電池を入手して送った。しかしこんな不便な状況が続くのであれば無理に買えない物を入手しようとするより「一時的に屋久島に避難すれば?」というアイデアを出したのだが、どんなに不便でも住み慣れたところを離れたくないというのが姉の意見だった。先日帰省した際に母も同じことを言っていた。
確かに不便であっても私が東京に住んでいたらきっと同じ結論を出すだろうと思ったのだが。
うちの家族はそういう意見だったが最近屋久島に一時的に避難をされる方が増えている様で私のやっているウィークリーYAKUSHIMAでも一時避難の相談が相次いでいる。
今までは法人の数ヶ月滞在だったりのんびり療養をされにいらっしゃる方が多かったのだがここ最近は関東方面からの一時的滞在のご相談が増えた。
理由は水道水が危ないこと、これから暑くなるのに計画停電でエアコンが使えなかったら熱中症の危険があるからということだ。確かに小さいお子さんが居るご家庭であればお子さんが第一になるだろうからそういうことも考えるだろう。
うちとしてはできるだけ避難に来られるお客様を優先的に迎えてあげたいと考えている。しかし何よりも今のこの問題が解決することが一番なのだが。
1日も早い復興を重ね重ねお祈り申し上げます。
確定申告用の書類をまとめるのに4時間もかかり、こんな時間になってしまった。来年こそは少しずつやって早めに提出しようと思った今日この頃でした。
ちなみに屋久島では震災の影響で現在タバコが入荷しづらい状況になっており、私の友人は必死になって自分の吸う銘柄を探しているそうです。