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2014/08/31
この歌は、1961年の映画「かくも長き不在」の中で流れていた曲です。
映画の内容としては、カフェの女主人テレーズは、ゲシュタポに連れて行かれ長い間行方がわからない夫をずっと待っています。
彼女があるとき、夫そっくりの浮浪者と出会います。
彼は記憶を失っていました。
でも彼女はきっと夫に違いないと確信し、食事に誘ったり、二人でよく聴いた「3つの小さな音符」の曲をかけます。
彼は去ってしまいますが、彼女はきっと彼が戻ってくると信じて待つのです。
この映画の監督である、アンリ・コルピが作詞をし、ジョルジュ・ドルリュが曲をつけてます。
コラ・ヴォケールによって歌われました。
私は平和への意味も含めて歌うことが多いです。
矢田部道一氏による、訳詞です。
「暗闇の中に聞こえてくる あの調べは
あなたのいない寂しさから蘇るの
それは忘れかけた 3つの小さな音符
Toi あなたと呼び おまえと呼び
睦みあった
Toi 私たちが愛し合った頃のワルツ
Lalalala・・・je vous aime
思い出して Lala mon amour
優しい愛撫の あの吐息を あの言葉を
それは忘れかけた 3つの小さな音符
Toi あなたが好き おまえが好き
この調べの
Toi いつも同じ繰り返しが懐かしい
Lalalala 私をあざけるような この調べは
眠りの中にも追いかけては 悩ませるの
Lalalala・・・
暗闇の中から聞こえてくる あの調べは
あなたのいない寂しさから蘇るの・・・」
2014/08/31 11:29 | noa | No Comments