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いつまでも、我々がイジイジしていても、被災された方々は救われないし、出来ることを出来るだけして支援し、一刻も早い復旧を願いつつ、普通のコラムを書きます。
ふとしたことから韓国の歌い手グループ(あ、これをK-POPと言うのね)のKARAのDVDを入手して見ている。
実はちょっと前に職場の数名の職員の間でK-POPが流行っていて、飼育事務所では誰がナンだのという話が飛び交っていたのだが、筆者は当時「誰が何と言おうと完全安室奈美恵ちゃん派」だったので、横耳ダンボで話を聞きつつ、けっ!仕事しなはれやっ!と思いつつ作業に没頭したり、家に帰ってドラッガーの本を読んだりしており、完全に乗り遅れてしまっていた。
もともと、筆者はAKBすらよく知らない。興味がなかった。しかし、流行を押さえておくのは経済の動向、顧客意識、ひいては水族館の未来を左右するという立派な大義名分の通った理由から、手を出してみたのだよ(実はみんながキャピキャピ言っているから、かなり気になっただけ、という、あさはかな理由なのは内緒ね)。
AKBはすぐに断念した。タイプの子がいなくて、そもそも、人数が多すぎてタイプの子を探し出すのがめんどくせぇ。これはウワサで情報が来ていたおたる方面の同志に暗黙のテレパシーを送って任せることにした。次に会ったときに話を聞こう。
同じ理由で少女時代をパス。少女時代も人数が多い。で、KARAね。これは正解だった。KARA、全員カワイイぞ。
んで、おぢさんはDVDを見るうちに気が付いただよ。KARAには特徴がある。
AKBなどは、センターポジションが不動で毎回センター席の取り合いがあるみたいだが、KARAは5人のメンバーが入れ替わり立ち代りでセンターに来る。おかげで誰が誰なのか、結局おぢさんには把握できない。タイプじゃない子はアウトウブ眼中(死語?)して見ていけばわかりやすいが、KARAは全員カワイイしぃ。。。
1つの歌の中でセンターがコロコロ変わるし、センターポジションでなくても横っちょのほうで歌いだしたり、他の歌ではまたポジションや歌う順番が違ったりするので、全員を覚えるのが大変なんだから。
KARAでこれが可能なのは、前述の通りメンバー5名が全員それぞれ「売り」があり、誰がセンターに来て歌ってもキャワイイ、許される、という強みを持っていることである。センターの子以外はソイツを盛り立てるためのその他大勢、味付け調味料、ではない。これは他のグループとは違うところだべ?
筆者が応援しているのは、必死で顔を覚えて名前を把握したニコルちゃんという子なのだが、一番人気のハラという子もロングヘア前髪なし真ん中ワケという筆者のドンピシャストライクゾー^ンである。自らを女王と名乗るリーダーのお姉さんもセクシーでステキすぎる。みんな歌うけど、その中でもメインボーカルの子は童顔で性格が良さそうです。あと一番若い子も笑顔がかなりカワイイ。
、、、ホラね、結局、全員、いいんだから。
ま、誰とも付き合えるわけではないし、会ったことすらないが。
ココまで長々と書いて、勘のいい方なら気が付いていると思うが(そんな気が付いた人、誰がおるんだ???)ココにきてKARAのシステムを水族館へ当てはめるのである。
少人数制の小さな水族館では職員はKARA体制が理想である。それぞれ強みを持って人気が出てそれなりのことがしっかり出来て仕事をこなせる。逆に大きな水族館の大きな組織ではAKB方面になりがちで、最悪内部勃発が起こりうる。悲しいことに個性の強い職場では出る杭は強烈に打たれる傾向が強い。
センターは一人でなくていいのだ。みんながセンターに来れる体制があれば良い。ウチの水族館もKARAのようにならないかな。というか4月からそういった動きが出そうな感じかもしれない。
そしたらオレはポジション的に安部なつみか後藤真希かな。え?あれ???