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2014/06/14

昨日も立ち稽古でした。
カムロは縁側あがりお草履の脱ぎ履きがあるので特別に初めて衣装のお草履を履かせていただきました。

…当たり前だけど鼻緒が指間に馴染んでおらず痛い!

履いてお道具箱を抱えて夫人の元に差し出すシーンがあるのですが、
お世話役のスズキが合図して屋敷縁側から草履を「スマートに」履いて、お道具箱を抱えて夫人の前で掲げる…という行動が音楽フレーズ内で間に合うのかどうか。

舞台人もやはり履物が重要だというのを痛感します。
なかなか摺り足で登場しながら歌うことも和物歌劇でないとできないことです。

舞妓がワンフレーズ神の舞いを舞っている間、カムロはババンババンバンバン的なお袖ひらひらと軽い揺れをしています。
…日本人形のおもちゃのようだと、遠くから芸者役の先輩方に微笑ましがられたのですが。

カムロ役…いくつまでできるかな…
カツラあわせのときに「カムロは毎回世代交代をしているけど若手がやるの?」と尋ねられたのだけれど
そのときの合唱メンバーで若い小さめの人が担当するのだと思っていたが、どうも違うらしい。
公演監督の過去のブログにも「禿役のオーディションを兼ねて試唱会をみる」とあったり。
巡り巡っていただけた役なので、かわいらしく振る舞いたいです。

2014/06/14 11:20 | uika | No Comments