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夏に出演予定の芝居(ストレートプレイ)のHPに掲載するプロフィールを考えていたのですが…
自分を等身大に説明することも、それ以上にみせることも、言葉の使い方によってできるのだな…と感じていました。
オペラやコンサートに出演する際も毎回プロフィールを提出するのですが、
大抵文字数指定があり基本的な定型プロフィールに最近出演した役を足したり、その舞台での自分を説明するには必要ないような事項(オペラ出演なのにTV出演経験のことなど)を削ったりしています。
オペラでソリスト出演といっても、大きな役はやってきていないので文字数が少ない場合、役名は明記しないとか。
でも、「自分はこれだけの現場経験しているよ!」というアピール願望が自分の中にはあるのだなと確信するや否や、本番後、こんなに経験してるのに大したことないんだなこの人と思われるのが怖い、と思うこともあります。
実際、観客としてパンフレットをみてから観劇して素晴らしい人はもちろんですが、ちょっと悪い意味で気になった人がいるとプログラムのプロフィールを必ずチラ見します。
後者の場合は「こんなに大々的に自分のことをアピールしているのがかえってイタイな。」と思ってしまうことも多々あります。
厳しいことをいうと、実力もないのにアングラ舞台程度の大役を晒すのはいかがかと。
しかし、その言葉は自分のプロフィールを考えるときに、自分自身に返ってくるのです。
人に文句を言わさないほどの実力を身につけていれば、こんな余計な不安は抱えないのですが。
話はもどりますが主宰の方から
’それを読んだ人が「おお、こんないい役者が出演するんだったら観てみようかな」と思うような、嘘にならない程度にハッタリ満載の文章をお願いします’
と言われたもので、若干の自虐と自慢を入れつつのプロフィール文になりました。
とにかく、自分にしっかりと自信が持てる表現者を一生の課題とするでしょう。
そして、再来月のカフェコンサートのフライヤーを作成したのですが、その中に歌う予定の曲を表記してほしいという指示があったためリクエストされた今までに披露したことのない新曲を掲載したのです。
まだまだまだまだ、自信が持てずSNSで自分から早めに宣伝できず、な私がいます。
だったら、選曲しなきゃいいのに、と思うもののここは乗り越えます。