« 初めての発表会 | Home | 司会者デビューですっ!!! »
どうも! ある意味ピュアな心を持ち続けていると自分では思っている北沢力です。
たまに劇団などの子役の子と仕事をさせて頂く機会があるのですが、毎回毎回何か色々考えさせられてしまいます。
大人顔負けの話術の子がいたり、集中力が続かなくて遊び出しちゃうような子がいたり、何故か泣き出してしまってなかなか泣き止まずに収録が始められなかったり…
何かしらを考えさせられるような帰り道になる事が多いです(笑)
最近、前に仕事をした子役の子のお話ですが…
とにかく普通でした(笑)
普通の子供。 小学校5、6年生ですかね。
さすがに小学校の5、6年生ですと泣いたりはしゃいだりするような事もなく、スムーズに収録が進んだので、今回は子役の子に対して何かを考えさせられるような帰り道にならないで済むような展開だなと思いました。
スムーズに収録が進んだとは言いましたが、声優の仕事に慣れているような子役ではなかったのでミスも多く、収録時間は長くなりました。ただ暴れたり泣いたりしなかったという意味でのスムーズな収録という意味です(笑)
やはり声優の仕事というのはテクニックが必要なのでその勉強もしていない子役の子がスムーズに事が進むわけはありませんでした。
とにかくつっかえつっかえだし噛みまくりだし言葉は読めないし…
でも彼女なり(女の子でした)に一所懸命やっていたし、一言録り終わる度に『難しいです~』なんて言葉を連発していたし辛そうだったので、隣にいた僕は気を使って場を和ませるような事をバカみたいにやってみたりして二人して疲れちゃいました(笑)
こんなにリテイクの嵐で何度やってもダメと言われ…きっとアテレコみたいな仕事が嫌いになっちゃうんじゃないかな~…なんて思ってみていましたのです。
そんなこんなで収録が終わったので彼女に僕が…
『大変だったね』
と言ったら…
『めっちゃ楽しかったです!』
と言ったんですよ。
Σ(゜д゜エ?
その言葉は嘘なのか本当なのか…
子役と言えども役者だし…辛い表情を見せないというプロ意識なのかっ!?と思いましたがどうやら本当に楽しかったらしく…
『こういう仕事もっとしたいです!』
なんて言っていました。
ダメだダメだと言われ続けて辛かろう、二度と声優みたいな仕事をやるもんか!なんて思っているんじゃないかと思った僕ちゃんの人の気持ちを理解する能力はまだまだ甘いんだなと痛感しました。
彼女の『めっちゃ楽しかったです!』という言葉は本心なのか嘘なのか…
真意がわかりません。
子供なのだから単純にその言葉をそのまま受け取りたい所ですが、子役という人種なのでその言葉をそのまま受け取れない僕が汚れてしまっているのでしょうか。
(´Д`) キタネエ
やはりその仕事の帰り道は色々と考えさせられる帰り道になりましたとさ。