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こんばんは。今回は話題が話題なので深夜帯に投稿をしてみました^^
というのは、先日男性からこんな質問を受けたからです。
「風俗嬢ってセックスのプロなわけでしょ? ってことは床上手ってことだよね?」
というわけで、今回はこのお話を。
風俗嬢=セックスのプロ。
これは間違いではありません。……建前上は。と、ここで断り書きが入るのは、あくまでも風俗嬢が全員床上手とは限らないとわたしは考えているからです。嬢同士でテクニックの情報交換を全くしない訳ではないですが、お互いの仕事の状況をみることはできませんし、その技術を知る機会はほぼないわけです。そして、お客様から伺った限りだと超絶技巧の持ち主はいるにはいるが、という感じ。勿論「どこそこの店の○○ちゃんはものすごく巧い!」みたいなことも聴きますし、何と言っても生活が掛かっているのでド下手ってことはないでしょうけれど、素人さんに毛が生えた程度の風俗嬢もいるからこそ、そのようなお話も出るのではないかと推測します。
というのは、以前も書いたような気がしますが、基本的に風俗の仕事においてマニュアルはないからです。性教育においても正しいセックスの方法は教えないように、手順マニュアルはあっても行為自体に対する教科書はありません。だからこそ嬢たちはお客様の反応から“技術”を発見するのですし、トーク技術なども含めたトータルでの自己研鑽を積んで「売れる」ための差別化を行っていくのです。
が、なんといってもセックスの技量は限りなくパーソナルな分野の技術になります。例えば全身リ○プとかフ○ラとかのテクニカルメソッドを磨きにかかる子もいるでしょうし、その辺は割り切ってトークの部分で勝負する、という子もいます。わたしの場合は半々でしたが、やはりどこかで「仮にもおカネを頂くのだからそれなりの技術を身につけなければ!」という意識はありました。その意識高い感じが実際の集客に結びついたかどうかは定かではありませんが、ともかく努力はした。
床上手、という言葉はひょっとしたらこれらの努力等に与えられる褒め言葉なのかもしれませんが、わたし自身がそれを実感できたことは今のところないので、先の男性の発言にはちょっと首を傾げてしまったわけなのです。
が、考えてみれば、相手のことが好きなら喜んで欲しくてそれなりに色々するでしょうし、お仕事の一環だとしても「お金のため」「お客様のため」というモチベーションもあるので工夫は凝らしている部分もありそう。そう考えれば意識の問題は当然関与してくるのでしょうし、結果として女の子はプロ・アマ問わず床上手になっていく…のかもしれません。