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古賀英樹写真展 「深入り-tokyo-」
先行告知フライヤー
A5判・厚手マットコート135kg
両面カラー/1000部
早いもので今年も4月になりました.
先日このコラムで告知させてもらった
新宿での写真展までもうあと・・・
もう恒例になりました.
「深入り-tokyo-」展の先行フライヤーの
ギャラリーサイドへの確認と、入稿作業が完了しましたので
このコラムで真っ先に公開です.
去年の8/19に「状況」2013.と題して
コラムを書いていますが、その続編というか
2014年度版「状況」..という感じです.
今回のフライヤーはA5判を選択しました
映画のチラシと同サイズの昨年のフライヤーも
すごく良かったのですが、今回のはA5サイズです.
一回り小さくしたのは、構成される作品の中から
あえて露わとなったものを使用しているということと
昨年のWALDでの展示を経て、変化というほどの
ものでは無いけれど、何かひとつ自分の中の
「状況」というものが少しだけ確かなものになっていて.
もう何を躊躇うでもなく、また誰からか与えてもらうのではなくて
自分の生身と意思で「状況」を創出する立場でいようとすること..
この新宿へ向けた制作物も、そんな状況を作り出すものの中の一部だと.
そんな想いがこの最新のフライヤーには込められています.
大事なのは、創り出す側でいること.
そんな制作中に感じていたことは
例えば地図を描いていくときの
地元である福岡の慣れ親しんだ地名、通り名とは違うものを
描き入れて行く時の..自分では未知の場所に
このフライヤーと、続いて制作するポストカードが
置かれ、自分は全然知らないけれど、逆にその街とその場所をよく知る人に
手に取られて行く…ふっと知らない場所へ放り出されたような感覚.
そういう場所で対峙することになる状況に左右されることなく
そこにいる人たちへ向けて魅力ある何かを伝えようとすること.
今僕に必要なのはそんな「状況」に
たじろぐことなくいることなのだろうと…
果たしてそれが容易ではないこと、困難は承知で
挑み続けることなのだと..そんな2014年度の「状況」です.
先行フライヤーは4月下旬よりPlace Mで
また都内ギャラリーで配布させていただく予定です.
また福岡市内でもWALD ART STUDIO始め
いくつかの場所に置かせてもらえることになってます.
僕は福岡にいて、東京で手に取ってもらえること
何だか不思議な感覚です.
次に制作するポストカード…これはちょっと
自分でも珍しくワクワクしていますが、また後日.
この先たぶんすごい困苦が待ってるのだろうけど
胸が高鳴るのを感じるのも、良いものかもしれないですね.