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2014/03/30
ここ数日は春らしく穏やかな日が続いている。
気が付くと日照時間も随分と長くなった。
野を歩くと冬には聞こえてこなかった野鳥達の声があちこちから聞こえてくる。
暖かい風に誘われて既にたくさんの春鳥が南から渡ってきているようだ。
夕刻、海の向こうに夕日が沈む頃、この冬最後のベニヒワの群れが草原を飛び回っていた。
彼らが羽ばたくたびにオレンジ色の夕日が彼らの小さな翼を黄金色に染める。
静かで美しい時間だった。
彼らはまもなくシベリアへと旅立ってゆく。
一体あの小さな体のどこにそんな力が備わっているのだろうと不思議に思う。
彼らはわずか数年という短い命を精一杯生き、毎日を謳歌する。
僕達は時として小さな生き物達からも大切なことを教えられる。
2014/03/30 06:45 | yamada | No Comments