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2014/03/30

先日の話になりますが、「うつのみや大道芸」に
ジャグリングドラゴンヒョウガ が出演してきました。

最近新車を買いまして、
「車で宇都宮まで行く!!」という目的がありまして。

車を持つようになってからアグレッシブになってきたと自分でも思います。

浜松→宇都宮は
19:00ちょっと前に出発して途中メシや休憩時間も挟みつつ、最終的に0:30くらいに到着という感じで。
しかし、
静岡県を抜けるのに3時間くらいかかりましたね~
静岡県という地域は本当に横にも縦にも長くて、長距離移動の壁と言われていますが
これは車で移動すると痛感しますね。
首都高に入って東北道に抜けた後は早いもんでした。

首都高では、車に搭載されているナビの優秀さに助けられました。
あれは、F-ZEROの世界ですよ。きっと同じくらいのスピードだった筈です。
昔の人はあれをナビ無しで運転していたかと思うと尊敬しますね。

ホテルには他の芸人さんも宿泊されていて、
朝食会場で一緒になったり、大浴場で一緒になったりしましたw

イベント自体、とてもいい雰囲気で行われていたと思います。
控室として用意していただいた会議室もとても広く、
普段ヒョウガ君は荷物が多いのでかなり邪魔になってしまうのですが、多分邪魔にはなって無かった筈です(笑)
スタッフさんも大変丁寧に対応していただき、こういうイベントでは「我々も頑張らにゃならんな」と、
芸人側としてもやる気が上がるものです(笑)

裏話はこの辺りにしまして、ショーの話を。

僕のように、仕事もしながら、パフォーマンスも、という話だと、
(※パフォーマンスをしているのは僕ではなくヒョウガ君ですが。)
日常的にパフォーマンスをやっていて、それで生計を立てている方々と比べると
「どうやったら人を感動させることができるか」という経験をすることが圧倒的に少ないので、
本当に日々のパフォーマンスは1回1回が全力でやらなくてはならないし、
(いや、プロの方だって1回1回全力でしょうけれど)
反省と次に向けての準備というものが大切です。

大きなイベントで言うと、
「大道芸ワールドカップin静岡」が今回の前のイベントで、
本来ならば、そこで反省点を色々洗いだし、そこから次(つまり今回)に向けての準備をしておかなければいけなかった筈。
しかし、実際はほぼ「大道芸ワールドカップin静岡」でやったことと変わらなかった、というのが
今回一番の反省点かなぁと思います。

というか、いくつかアイディアはあったんだけれど、実現させるまでに時間が無かった……
いや、時間が無かったのではなく、僕が行動しなかっただけ……とも言えます。

強いて言うと、最近メインになった「ドラゴンボックス」について、
いつも使っている箱が厚すぎてヒョウガ君だと凄く握力が必要になるので、
薄いバージョンの箱を持っていってそれでやってみたのですが、
意外とこれが技が決めにくい……せっかく作ったのですが、元の厚い箱に戻そうかどうか悩むところです。
(この課題が見つかっただけでもよし、と前向きに考えるべきでしょうか。)

ドラゴンボックスはメインステージで失敗を重ねまして
子供の「頑張れーっ!!!」という声があったにもかかわらず
失敗で終わってしまったのが悔やまれます。うーん、情けない。

全部で4回の出番があったのですが、
やはり普段のイベントより失敗が多かったかなぁという印象がありまして、
ますます精進をしなくてはらならさそうです。

「ジャグラー」を名乗るなら失敗が多いのはどうかと思うよ、うん。
練習量だけではカバーできそうにないのが辛いところですが、なんとかしたいですね。
最近の演目は、最後がボールなのですが、
そこはまあ、失敗が(それほど)多くなかったので、ショーとして崩れはしなかったのですが。

個人的には、既に来年絶対にリベンジしたいという思いで満々です。
また出場できるように今年一年頑張らねば。

ただ、そんなヒョウガ君も、
一つだけ、成長(?)したと言っていいことがあったと思います。

前々から思っていた芸人さんの特殊能力がありまして、
芸人さんは、その場で組んだ人と即興でコラボを作ったりするのですが、
やはり、「どういう系統の表現がうけて、どういう系統の表現が伝わりにくい」ということを
直感的にわかるんですよ。
コラボの打ち合わせってけっこう短期間で終わって、
それでいて、お互いにしっかりと良さを活かせる演技ができてしまう。

これは凄いことだと思っています。

以前、別のイベントで一緒になった方々が、20分強、つまり1ステージの即興コラボの打ち合わせを
控室で作っていたのですが、あれよあれよと演目が出来上がっていくのを見て感心したものです。

そんな特殊能力ですが、僕にも備わったようで(?)そんな話をしておきます。

うつのみや大道芸でのエンディングステージで、
出演者全員で他のパフォーマーとのコラボを行う、という話になっていまして、
ヒョウガ君は、ピエロのナナさんとコラボをすることになっており、
僕のところにかかってきた電話では、
「一緒に出てきてクラブでカスケードをしてください」というものでした。
とっさに「なんか、首輪とかで繋がれて出てきたら面白いんじゃないっすかね」
と言ってみたら、それが採用されまして、(最終的に首は色々危ないからという理由で胴体に結ばれることになりましたが)その流れになったわけですよ。

ピエロのナナさんとは、当日初めて顔合わせをしましたが、
「ぐいぐい、と2回くらい引っ張ってから出てくる感じにしてください」
とのことだったので、それをヒョウガ君にやらせたわけですね。

↓その結果がこちらの動画でございます。6:57あたりから1人+1匹の出番なので見てみてくださいませ。
本当に、たったそれだけの打ち合わせとは思えない感じだと自画自賛しますが(笑)
……ま、まあ長さもそんなあるわけじゃないんですが。
(あと、「自画自賛」って言いましたけどやってるのはヒョウガ君ですけどね。)

それでですね、
実は、登場は決めていたんですが、
「どう戻るか」を決めていなかったんですよ。

しかし、クラブをジャグリングし終え、ポーズを決める→拍手をもらう→お辞儀をした
直後に、一瞬アイコンタクトがありましてねw

その瞬間に次にナナさんが何をやるかをヒョウガ君は瞬時に理解した模様。

つまり、その後の行動は「アドリブ」です。

いやー、これですよ!!
僕はこの瞬間感動しましたよ!!

確かに長さとしては1分にも満たない程度の長さではあるのですが!!
このアドリブの強さ!!

パフォーマーとして成長しましたよ!!

そう言えば、以前、別の現場でエンジョイJoyさんが突然ヒョウガ君のアテレコをし始めた時も上手いことできたなぁ。

なーんて、完全に独りよがりな話でした。

とにかく、楽しかったので、是非とも来年また参加できるようにしたいです。

「じゃぐなぎ杯」も先日終わりましたので、
そちらの感想日記も書かねば。

2014/03/30 05:52 | ryuhan | No Comments