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2014/03/19

 

こんにちは!水曜のお昼の時間をいかがお過ごしでしょうか。お昼ご飯はガッツリ食べたい北沢力です。

 

このコラムをどのような年齢層の人がご覧になっていらっしゃるかはわかりませんが、僕ら声優にしてみれば当たり前の事も、実は全然当たり前じゃなかった!なんて事も良くある話です。

 

吹替えなどを見ている子供が『外人が日本語を喋っているのかと思っていた』なんて事を思っているなんて事もありますので、今日はそんなような僕ら声優にとっては当たり前でも、当たり前じゃないかもしれないお話を少々。

 

子供の役ってありますよね。

 

あの手の役は殆どの場合『女性声優が声をアテます。』

 

吹替えなどではたまにリアルな子役などをアテレコに器用する場合もありますが、そんな事はごく稀です。

 

男の子、女の子役は女性声優の仕事だと思って頂いてほぼ間違いは無いでしょう。

 

物理的に男性声優だと声が低すぎて子供の声にはならないのです。たまぁに声の高い男性声優が少年をアテる事もありますけどね。

 

中学生位の男の子役というのはなかなかキャスティングに困るような感じはありますね。

 

女性声優を使うか…声の高い男性声優を使うか…

 

その役のキャラクターにもよりますが、中学生位の男の子というのは声変りも始まりますし、そういうアンバランスな感じを表現できるような声優は貴重なのではないでしょうか。

 

僕も何度か小学生の声などをやらせて頂いた事がありますが、そういう無茶振り的キャスティングがあると逆に喜びます(笑)うまくできるかどうかの保証は全くありません(笑)うそうそ!大丈夫ですきっと!変なキャラであれば(笑)!

 

基本的には子供の声は女性声優が声をアテるんですよ~、というお話でした。

2014/03/19 12:00 | riki | No Comments