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2014/03/06

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先日ホテルのレストランで大人数で食事をした。

大人8人、子供6人。

「うるさくてごめんなさい」って店員さんに言った。

そしたら店員さんが「ノープロブレム。子供は元気な存在だから、うるさいなんてことないよ。子供も大切なお客様だからね。」って言った。

 

子供は静かにしなきゃいけない。

これって先進国の価値観なのかもしれない。

子供はのびのびにぎやかに。

こういう価値観を持っている国もあるんだよなっ。

 

そして帰りがけに別のスタッフが、友人の子供のほっぺたにある赤いアザを指差してこう言った。

「おぉ~この赤いアザ素晴らしいね!生まれつきでしょ?素晴らしいね!縁起のよいアザで、きっとPresident になるよ!」

 

なんだかとても衝撃的だった。

 

お母さんはもちろん、周りのみんなも赤ちゃんのそのアザを気にしていた。

早く消えるといいねって話してた。

 

ヒンドゥー教徒は額にビンディーやティラカという装飾をする。

もともと祝福を表わす印で、悪霊から守護する意味もあるこの印。

 

インド人のそのスタッフには、赤ちゃんのほっぺたのアザもビンディーのような意味合いに思えたのかもしれない。

 

赤ちゃんのお母さんは、アザのことを初めて褒められて喜んでいた。

 

価値観の違いってすごいなって思い知らされた。

 

人種も文化も宗教も多岐にわたっている多民族国家の魅力を感じずにはいられなかった。

 

2014/03/06 11:03 | kagami | No Comments