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2014/02/20

突然ですが、皆様はラブホテルはお好きでしょうか。
わたしは好きです。一人でも泊るくらい好きです。部屋は綺麗だしベッドは広いしお風呂はジェットバスだしサウナがあったりするしアメニティも充実してるし思う存分ゲームも出来る!ということで、非日常感や贅沢な感じがするのがものすごくツボなのです。

そんなわたしなので、先日タイトル買いで一気読みしてしまったのがこちらの本。ここに出てきた、昔懐かしい「回転ベッド」という単語にわたしの目は釘付けです。
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今はほぼ絶滅だと思うのですが、一度だけ、わたしは回転ベッドなるものに寝たことがあります。赤坂に一件だけあったラブホテルにあったのですが、そこもすでに廃業。こちらを読んでくださっている方でも、現物を見たことがある方は少ないかもしれません。

この本は回転ベッドを始め、ラブホテル創成期の経営者の方々のインタビューや証言なども多く大変楽しい内容なのですが、惜しむらくは現在それらの名品(ほぼ骨董品の域)を実際に体感ないしみられる場所が判らないということ。
発行年が2008年ですが、この業界は異様に進化が早いので、本の中で新しいものとして描かれていたカラオケだったりレインボーバスは今や標準装備ですし、今やWifiが使えるのも当たり前になりつつあります。
この手の産業は大っぴらに博物館を立てたりはできないのでしょうが、大手グループさんが是非それらの品々を展示して下さらないものか……とラブホ好きとしては考えてしまうのですが、いかがなものでしょうか。

ちなみに、冒頭で「一人でも泊る」と書きましたが、これは口にすると必ず「女の子一人で泊まれるの!?」と聞かれます。もちろん、泊れます。ただしホテル選びはコツがありまして、部屋会計が出来ること、入口に人がいないところをチョイスするのが無難です(ちなみに今はラブホのポータルサイト等で一人可という選択肢で検索をすることも出来ます。便利!)。
犯罪防止の観点からか女性1名での利用を積極的には謳わないお店が多いのですが、なぜか女子会プランを打ち出しているお店もありますので女性の方でもそういうところなら安心ではないでしょうか。

最近では本当に部屋が綺麗で設備も充実していますし、金額的にもビジネスホテルより安い場合があったりします。いつか日本全国津々浦々のラブホ巡りをしてみたい…と思いつつ、ガイドブックなどを見て想像するのもまた一興。語りだすと止まりませんが、本当に素敵な施設だよなあ、とめっきり泊っていないラブホに思いをはせる今日この頃です。

2014/02/20 06:54 | chica | No Comments