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2014/01/22

 

対応力

 

台詞でもナレーションでも何でもそうなのですが…

 

自分が思ってた表現と違う事を求められる事があります。

 

まずは本番前のテストという段階で、まず自分が思ったような表現を提案してみるのですが、これが必ずしもOKになるわけでもありません。

 

所謂、演出というテコ入れが入るわけです。

 

ここで対応力というスキルがモノを言います。

 

自分の中に色々な引き出しがあって、かつ演出側の言っている意味が瞬時に理解できるような対応力があれば、すぐに修正できるわけですが…

 

引き出しも無い 演出側の言っている事が理解できない

 

…みたいな事になってしまうとお客様に少々迷惑をおかけしてしまうようなナニがソレな感じになってしまいます。

 

色々な注文に応えられる引き出しみたいなモノは長年やっているとそれなりに身につくものですが、厄介なのは演出の意図が理解できないという場合ですね。

 

物凄くわかりやすく演出してくださる方もいらっしゃいますが、そんな神みたいな方々ばかりでもありません。

 

『なんてゆーかなー、もうちょっとバッって感じでズドーン!みたいな感じでお願いできますかね?』みたいな人もいらっしゃったりするわけです。 (少々大げさですが)

 

そういう曖昧な言葉の中からその人が何を求めているのか…みたいなモノを察するスキルも必要な気がします。

 

こういう部分を鍛えるのって本当に難しいんですよね。発声だの滑舌だのっていう物理的な稽古じゃまず身につかないスキルですからね。

 

プロとアマチュアの差なのかもしれませんし。

 

こういう部分をどう鍛えたらいいのか…

 

ぶっちゃけわかりませーん♪

ヽ(*´∀`)ノ ウヘヘ

 

わかりませーんじゃ話が終わってしまうので僕なりに思う事を書いてみようと思いますけどもあまり信用なさいませんように(笑)

 

人と多く触れ合う事じゃないですかねー?

 

人間を研究するって事?

 

人が言ってる事を100%理解するって不可能だと思うんですよね僕は。そのパーセンテージを上げるにはどうしたらいいかって事を考えるとやっぱり人をわかろうとする努力を日常から頭の片隅にでも置いておいてどーのこーのする必要があるんじゃないでしょうか?

 

どうですかね?

 

え?そんな事知らねーよ!ですって!?

(;゚Д゚) ヒイ

 

ですよね~!

 

とにかく、色々な演出に対応しなければならない職業なので、自分勝手な表現だけでは通用しないという事です。その為に色々なお勉強を欠かしちゃいけないって事ですね。

 

表現の引き出しを沢山持っていても、求められている表現を瞬時に引き出せなければそれは宝の持ち腐れだという事じゃないでしょうか。

 

本当に色々と考えさせられる仕事です。

 

色々と考えなくてはならないから面白いのかもしれませんけどね。

 

頑張りまーす!

2014/01/22 12:00 | riki | No Comments