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2013/12/27

 

Foto0119

 

無事に長女の歌の発表会が終わりました。

歌う前、

 

「ねえ、ドキドキしてる?」

 

と聞くと、必ず

 

「全然!」

 

と答える強がりな長女。

だけど、、、

緊張すると、スカートなどを握りしめたり体を揺すったりするんです。

いいね、いいね、いいね!!

この、自分ではどうしようも出来ない感情を味わうって

素晴らしい事じゃないでしょうか?

観ているかあちゃん、

年のせいか、涙腺がゆるくなってしまいました。

ああ、

クリスマスの一大イベントもこれで一通り終わり〜、おつかれさま。

あとは楽しいだけの夕食会へ御呼ばれしてきました。

 

22日の私の誕生日も一緒に祝ってくれるというので、

 

イメージ 5(変換後)

 

持って行ったのは、

ラベルがボロボロになってしまっていますが、

1995年のブルネッロディモンタルチーノ、

生産者、ポッジョアンティーコです。

夫はこのポッジョアンティーコのリストランテで96年から15年間働いたので、

結構思い入れのある一本ですね。

 

まずは抜栓。

18年前のもの、これもドキドキしちゃいますね。

コルク、オッケー。

ここでホッとします。

だって、このコルクで18年貯めて来た思いが台無しになったりするんですもんね。

 

香り、、、

 

みんなでよってたかって、

大丈夫!いける!いける!

わ〜い!さすがはブルネッロ!

18年生きてたね〜。

 

グラスにほんの少し入れてまわしてみる。

 

色もいい、

香りも立つ、

で、

わかっていても好奇心で一口飲んでみる。

 

なんにも味しないんですねーーーー。

 

外から持って来たばっかりで冷たいし、

少し暖かい所に置いといて、

その間に出してくれたのが、

左側の彼らの作る、

ロッソディモンタルチーノ、

生産者、カーザライア。

フルーティーで華やかで鮮やかで、

完全ビオでも、ここまで作れるんだと思わせる一本です。

 

そして約1時間後、

やっぱり気になる!

もう一口。。。

 

おおお、アルコールが感じられる!!

 

さっきまでは酒と言うより水に近い液体だったのに、

今ではまぎれもなく「酒」の部類です。

 

 

さらに30分後、

だんだんワインになってきてます。

 

そして食事が始まり、おしゃべりが続き、

メイン料理が出る前に、子供のお世話で私はちょっと席を外したのです。

戻ったときにはメイン料理が並び、

テーブル周りが芳醇なサンジョベーゼの香りでフワフワ!!

席につき、グラスを持ち上げると

鼻を近づけなくても色んな香りが次々と、、、

「これがさっきの水みたいだったもの???」

驚きな喜びな感動です。

 

ブドウを栽培して収穫して、

潰して発酵させて樽で寝かせる。

 

言ってみれば、たったそれだけの作業なんですが、

何年も経った後にも感動を残せるか残せないか、

この技術は奥が深い。。。

 

すっかりワインに夢中になった為、

料理の紹介は一切ありませんが、

カエルちゃんの足も、

カボチャの重ね焼きも、

ローストビーフも、

大変美味しゅうございました。

 

でも、

次は30年ほど寝かせてから開けてみたいと企むかあちゃんです。

 

 

 

 

 

 

 

2013/12/27 06:31 | emiko | No Comments