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2013/12/24
今年はビサヤ地方にとってとても災難が続いた年でした。
もう十数年セブで生活をしてきましたが、初めて大きい地震に遭い、その後
最大勢力の台風に見舞われ、大変な一時期を迎えることになってしまいました。
ニュースなどで知られていると思いますが、地震によって倒壊した建物や建築物の崩落など耐震については全く無防備な所なので場所によっては甚大な被害でした。その後、台風被害でダブルパンチを食らったビサヤ地方です。日本と違い、大半の民家はトタン屋根で家の壁はベニヤ板やブロックの積み上げによるものなので、台風の強風によって台風の進路にあたる地区は壊滅状態になっています。セブではそれほど被害らしいことはなかったのですが、近隣の島々ではまだまだ復興までにはさらに多くの時間が必要になるのでしょう。
各国からの救援物資や派遣支援も今なお続いていますが、全ての復旧が終わるのに約2年近くはかかるのではないかとフィリピン政府も明言しています。早くの復興のためには多くの観光客がビサヤ地方にきてくれることが一番望ましいことなのですが、ニュースによる風評被害などもあり、震災後は急速に激減しているのが現状で、フィリピン支援のためにも多くの方々が、ビサヤ地方に来ていただけるが一番の支援になると考えています。
2013/12/24 11:18 | nihei | No Comments