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2013/11/29
曲独楽師三増巳也おすすめ本

曲独楽師三増巳也おすすめ本

やはり 日本が近代に入って どう 変化してきたのかを本当に知っておくために

この本は 欠かせないと思うので ここで取り上げておきます

Press Thisって 機能が便利なので 使ってみます…

『マンガ蟹工船』を無料公開!! – 白樺文学館 多喜二ライブラリー [TAKIJI LIBRARY].

 

このサイトで 小林多喜二著 『蟹工船』を マンガにして無料公開していて

 

とても わかりやすいので 一度ぜひ ご覧頂きたいです

 

私は 曲独楽師になる決意をして 資金を貯めるために銀行へ就職しました

 

その銀行は 北海道拓殖銀行であり

小林多喜二が 働いていたのも 同じ拓銀なのです

 

私にとっては とても雰囲気が大らかで好きな社風だったのですが

小林多喜二がいた時代は とんでもなく 違うことを 最近 『蟹工船』を 真面目に読んでみて知りました

 

近代化した 日本が 今 「国家の秘密保持・保護の法案」審議・決議について 日々報道がありますが

 

突然降って湧いたわけでも何でもなく

 

その社会の風潮に流されたり 世論でたやすく操作されやすい日本の今の意思決定の経路というのは

教育が きちんと人 ひとりひとりに 腑に落ちる・身にしみる 如く身に着けていないということを 浮き彫りにしています

 

国と 地域と 住んでいる場所の環境 そして 家族の気持ちの通わせ具合

その関連が ぜんぜんしっかりしていないと思うのは 私だけではないはずです

 

自分に問いかけてみて

反省しながら 注意深く考えて物事を見て 先輩から 意見を拝聴し 健康で 協力しながら 違う文化も考えも

どうしたら いいのかを 話し合っていくこと

 

84歳の父 48歳の私 親子の芸人で 今まで仕事してきて

いろんな後悔もありますが

時代と 人と 関わりあってこそ この仕事の環境はあるのですから

真摯に向き合う姿勢を 持ち続けて 仕事は娯楽・お笑いという部類に属するのですが

真面目に世の動きを 考えていきたいなと 思っています

 

先日 故 牧伸二 前東京演芸協会会長の 「お別れ会」が 開催されました

牧伸二さんお別れの会 青空球児ら出席/芸能速報/デイリースポーツ online.

ケーシー高峰先生 三遊亭円歌師 小松政夫さん … 多くのゆかりの方が来られていたと 父 源氏太郎から昨日聞きました

さすがに 80歳代は 父 源氏太郎 円歌師…もう少ない長寿芸人でございますが

ずいぶん話がはずんだそうです

会も 盛会に終わったということ…

 

でも やはり残念なのは 思わぬ形で 亡くなってしまわれたこと

 

年を重ねて 身体が思うように動かなくなるのは 当たり前の事ですから

父 源氏太郎の心境は こうです

「だって じじいなんだから そのマンマだよ~」

こういう 裸の感覚を 私も これから 身につけていこうと頑張るのみ…

 

ところで

 

…『蟹工船』では 「搾取」が テーマとして 話の一部を作っていますけど

読んでいて ピリッと効いてきたのは

領土とそこで金を生むモノの取り合いを いつでも誰かがやっていて

駆り出される現場で動く人が 耳と口をふさぐ形で働いて そこへ資金の流れを作っているというシステム

近代化の事だけでは 終わっていなくて

 

疑いを持たない大衆の登場が そういう昔の怪物を 今でも飼っている日本を見ちゃうことです

 

…て 事で

今回の締めくくりは

NO NUKES えひめ.

2013.12.1 松山で 「伊方原発を無くそう・サヨナラ原発集会」があります!

大きな動きにしていきたい活動なので

応援していきます

http://www.ikata-tomeru.jp/wp-content/uploads/2013/11/131119webshasindd.jpg

2013/11/29 10:12 | miya | No Comments