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挫折しそうになった事はありますか?もしくは挫折を経験した事がありますか?
え?
お前の人生は挫折だらけだろう?ですって!?
正解で~す☆彡
ヽ(*´∀`)ノ スゴイネ
う~ん…
でもどうだろう?本当に挫折って言えるような経験ってした事あるのかな…
変な話ですけど、やりたい事が仕事になっちゃってる僕が何を言おうとソレは挫折って呼べるようなモノでは無いのかもしれないような気がしないでもないですが、やはり沢山の壁にぶち当たってきた事は確かです。
結局、色々な壁を乗り越えてきちゃったから今、こうして声優だ~、なんて言えるわけで…声優になる為のプロセス、声優になってからのプロセス上で挫折しそうになった事は何度もあります。
挫折しそうになった経験を書いてみましょうか?はい!では、書きましょう!
声優を目指すと決めて某、日ナレと呼ばれる養成所に通ったのですが…
基礎科
本科
研修科
みたいな感じになっていて、僕は素人だったので当然基礎科に入ったわけですよ。
基礎科から本科に上がる為には年度末辺りに審査があって、それに受かると次の年から本科でレッスンが受けられるのですが…
初年度は本科に上がれませんでした(笑)
(ノД`) オチタ
正直な話、基礎科から本科に上がるのなんてさほど難しい事じゃないんですよ本来ならば。
まぁ、僕は色々な意味でナニがソレでしたので(笑)見事に落とされましたよ。 落とされた理由はあえて書きませんが。
これが僕の最初の挫折しそうになった経験ですかね。
本当にこれはかなりショックでした。
こんな所でダブってるようじゃ前途多難だぞ…と。
もう一年基礎科?また、あいうえおから始めるってのか!?
冗談じゃねぇ!だったら辞めてや…
…ろうかと思ったのですが、どうにもこうにも物凄く悔しい思いが湧き上がってきましてね…。
それに僕、凄く不真面目だったんですよね。変な話、練習しなくてもできちゃう事ばっかりやらされててウンザリしてたのもあったし、それが態度にも出てましたし。
でも、そういう生意気な輩は必要とされないんですよ。この世界では。いくら課題をちゃんとこなせていてもね。
郷に入れば郷に従え
こんなような言葉が頭に浮かんできまして…
んならやってやろうじゃねぇか!
…的な感じで心を入れ替え、もう一年、基礎科をやる事を決意しました。
次からの一年はとにかくもう人が変わったように真面目に取り組みましたし、その時に当たった講師の方が本当に素晴らしい方だったので、それはもう人生でこんなに頑張った事は無い位に頑張りました。運も良かったのかもしれませんが、人生が180度変わったと言ってもいい位に激変した一年でしたし、非常に良い結果も出ました。
何とか壁を乗り越えた感じですかね(笑)?僕的にはそんな感じでした。
その後はこの一年で得た優等生っぷりを遺憾無く発揮し…
トントン拍子で研修科までたどり着くわけですが…
この研修科とやらにまた壁が待っていましたね~(笑)
研修科ってクラスは所謂、プロ予備軍的立場のクラスで、集まる面子もやっぱりかなりの猛者揃いなのですよ。もう基礎科、本科で出会ったような人種じゃないような人達ばかりでした。
特に僕のクラスにはもはやプロとして事務所に所属して現場に出て大活躍しているような子がゴロゴロいたりしたので実力差を生々しく感じ取りました。今思い返しても恐ろしい程の面子に囲まれたクラスでしたよ、まったくもう!
てな感じで、今度は物理的に実力差を思い知らされ第二の挫折的感覚に襲われます(笑)
でも、この恐ろしい面子の中で一年間過ごさねばならない現実と、この面子の中でも見劣りしない、もしくは頭一つ飛び抜けたような実力を身につけねばプロへの道は開けない…
今までも頑張ってきたつもりではいましたが、更に5段階位上の頑張りを見せなければこの猛者共に囲まれたクラスでは埋もれてしまう…
また心を入れ替え頑張ってみました…
が
なかなかそう簡単には結果は出ませんでしたね(笑)
また底辺からのスタートでした。
そりゃそうですよ!そんな簡単に結果なんて出るモンじゃないですし、そんな甘い世界でもないですからね。ましてやクラスの半分位がプロみたいな面子なんですからその実力の差は一日二日で縮まるものではありません。
なんて言いますか…
恥ずかしいったら無かったですよ。自分の実力の無さが!講師の方にもそれはそれはもうボロクソ言われましたですよ。
人生で絶頂的な屈辱の期間でした。
でも…
半年ももがき苦しんでいたら…
何とか皆についていけるようになったような感じになりましたよ。
ヽ(*´∀`)ノ オマタセー
研修科より上のクラスは無いですが、研修科の上というのは事務所に所属できるかできないか…要するにプロになれるかなれないかっていう感じの審査があるのですが、結果的には事務所に所属というわけにはいきませんでしたが、何故かアニメのレギュラーが決まったりと、まぁ、良い結果で終わる事ができました。
その後、紆余曲折を経てとある事務所に所属する事になるのですが、ココでもまた色々と心が折れそうになる出来事がありました。
いや
折れたかもしれません。
その事務所を辞めましたからね。
ある意味挫折かもしれませんが、役者を辞めようとまでは思わなかったので、他の事務所に入れてもらおうと四苦八苦しました。
で、またまた紆余曲折を経て色々な回り道をして、ようやく今の俳協という事務所にお世話になる事ができました。
ここでようやく声優の仕事めいた事をし始めるのですが、やはりまたまた壁にぶち当たります。プロとアマチュアの壁みたいなモノですかね。
とまぁ、今に至るまでにまだまだ色々な壁にぶち当たりましたが全部書き綴ったら長くなりますので省きますが、要するに挫折をせずに壁ってヤツを乗り越えてきたのでしょうね。
今思えば、最初の壁なんてモノはその後に訪れる壁に比べたら大した壁では無かったなぁなんて思います。
今現在でも壁に立ち向かっている最中です。
一生壁ってヤツが付きまとうんでしょうね(笑)
むしろ壁にぶち当たると、何とかして乗り越えてやろうとワクワクするような感じになってきています。完全にドMですね(笑)
挫折をしないコツは壁とうまく付き合って行く方法を見つけるって事なのかもしれません。
壁をどうやって楽しんで攻略するか。
今んトコ、僕はそんな感じに思っています。
壁を乗り越えようとする気力が無くなった時に…
初めて挫折を味わうのかもしれませんね。
上手く壁と共存できるといいですね。
( ゚Д゚)∂゛ カモン!ヌリカベ!