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2013/09/29

いよいよ、本当の禁煙ゾーンに入りました。

本日(9/28 土曜日)、午後2時過ぎに吸ったのを最後に、禁煙しております。
(これを書いている今は、禁煙開始からちょうど12時間くらいが経過…。まだまだ12時間…)

このところ、『禁煙外来』とはどんな感じなのかというあたりをご報告させていただいているわけですが。今回も仕組みを簡単におさらいさせてください。

『禁煙外来』では、禁煙を補助する薬を飲み始めて、そうするとたばこが美味しくなくなる。

そして、薬の服用量が3段階目に増える8日目から禁煙を開始する、というシステムです。

とにかく、ぼくが人から聞いていた話しでは、

「たばこを吸いたくなくなる」「吸う意味がわからなくなる」「そうして楽にやめられる」というものでした。

薬を処方してくださった先生も、

「薬を飲んでたばこを吸うと、とても気持ちが悪くなる」とおっしゃっていましたし、

薬局の方も、「禁煙するのは8日目からですが、それより前に吸いたくなくなるはずです」とおっしゃっていました。

ぼくは結局ですね…。

薬を服用して7日経っても、そこまで気持ち悪くならなかったんですよ…。

確かに前より美味しくなくなってはいるものの「吸わないほうがましだ」と思えるほどではなかったわけです。

ちなみに先生も「中には『薬を飲みながらでも全然たばこが吸えます』と言って禁煙しなかった人もいる」という話をされていました。ぼくはそっちサイド的な薬の効き方な気がします…。

そして先生は、禁煙を成功させるためのテクニックとして「薬を飲んでたばこを吸うのがいやになっても、7日目まではたばこを吸い続けたほうがいい。そうするとどんどんたばこが嫌いになって、たばこへの未練を絶てる。すなわち禁煙の成功率も上がる」ともおっしゃっていたわけです。

現状少なくとも、「たばこへの未練を断ってから禁煙する」という作戦には失敗しています…。

結構、未練を残しています…。

まあ、これまでの人生、もっと辛い未練もいくつかありました。

今度のがNo.1ではありません。

それに、減量中に水を飲むことを禁じられた力石徹(『あしたのジョー』より)に比べたら、たばこが吸えないくらいは屁みたいなものでしょう。

理論上は薬が効いているはずです。

この薬の効き目は以下ような感じらしいです。

まず、たばこを吸うと体内で次のようなことが起きるそうです。

体内のニコチン受容体とニコチンが結合しドーパミンが分泌され、快感が生まれる(美味いと感じる)。

このメカニズムに対して、薬は以下のような作用を発揮するそうです。

1・薬の成分がニコチン受容体に結合し、ニコチンの時より少量のドーパミンを放出させニコチン切れ症状を緩和。

2・ニコチンが入ってきても、すでに薬がニコチン受容体と結合している。つまり「ニコチンとニコチン受容体の結合をブロックする。

この2つ目の作用が、たばこを吸ったときに不味く感じるメカニズムのようです。

ぼくにも少なからず、上記の作用を発揮してくれているはずです。

薬を飲まずに禁煙するよりは、吸いたい感も少なく済んでいると思われます。

しかし、仕事をしていてちょっと切り換えようかなという気持ちになったとき、さ、一服…、というような動きをしてしまったりしております。

あれ?たばこどこ? あ、禁煙してたんだ…、的な。

行動のルーティンとして、たばこを吸わないとリズムが狂ってしまう、的な感じは多々…。

って、こうやって、たばこ、たばこと、たばこのことを考えているのがそもそも良くないような…。

正直、吸いたい気持ちはあります。

ただ、引っ越したばかりのこの部屋を汚したくない、という気持ちは強いです。

なんやかんやいいつつ、結局のところ、そこの部分が一番のモチベーションですね。

とにかく、やめてみます。経済的にも大きいですよね。

月に35箱吸っていたとして(実際はこれよりもうちょっと多かったかも)、440円×35箱=1万5400円。

これはぼくにとって、本当に大きな出費です。

たばこをやめたからと言って、月にこのくらいずつ貯金ができるわけではないんですけどね…。

とにもかくにも、まじ禁煙スタートです。

これから1週間、今と同じ薬を飲み続け、それが終わるタイミングで病院に行きます。

次の2週間分の薬が処方されるはずです。

そういえば、禁煙手帳なるものをもらっていました。

薬を飲んだかどうか、喫煙本数、体重、気分などを記入することになっていました。

記入していませんでした。

それはそれとして、この手帳には、禁煙に向けたいろいろなアドバイスも書いてあります。

これを読むと、簡単にやめられる、というイメージでもないですね…。

やっぱり、たばこが吸いたくなったりするようです。それに対する対処法が載っていたりします。

そうか。楽にやめられた人の話だけ聞いていましたが、平均的にはそれほど楽でもないのかもしれないです。

ところで『禁煙外来』では、計5回、お医者様のところに行くことになっています。

そして、3か月間、ずっと薬を飲み続け、それで治療は終了、とのことです。

ちなみに禁煙手帳を見ると、初回で受診を中止した人で、1年後まで禁煙が続いている率は、わずか6.5%とのこと。

最後まで受診をした人では、同・49.1%とのこと。

禁煙できたと思って途中で受診をやめないように、ということのようです。

ん?

意外に禁煙成功率は高くないんですね…。

とりあえずぼくは、禁煙するつもりでいます。

楽にやめられそうだから試しに…、という感じで始めたのは事実で、実際は言うほど楽ではなかった、という状況ですが、1度やめると誓った以上、とりあえず意地を張ってみたいと思います。

それでは、また途中経過を報告させていただきます!(このネタばかりで引っ張り過ぎなので、時々にします!)

押忍

2013/09/29 02:57 | ohta | No Comments