« 『The KING OF BLUES』 | Home | 前略 桑田佳祐さま »
去年の暮れ、友人が主宰する社交ダンスのクリスマスパーティーがあり、司会でお手伝いをさせていただいた。
その時のDVDが出来たというので、家に帰るなり早速チェックした。
改めて自分のナレーションを聞くと反省点ばっかりだった。
イントネーション、句切り、抑揚、スピード、間隔…
なんだか気をつけることが歌と似てる。難しいねぇ…と思った、
っっって今日はこれが本題じゃないの。
その友人がパートナーと最後にダンスパフォーマンスしたんだけど、とにかく上手かった!
リアルタイムで見ていたのに、映像で見て、改めて上手さがよく分かって感動した。
それは何かっていうと。。。
人前に立つ、アピールする、魅せる、ということが身についているのはもちろん。
動きが激しくても、静かに動ける、余分な動きがないと言ったらいいかしら、何をやってるのかよくわかる。
そして、『あつくるしさ』
これはポジティブな意味でよ。
なんて言ったらいいのか。。。
「どうよ!?」みたいな姿勢、表情、雰囲気?でもそれが全然イヤミじゃないし、媚びてないし、
堂々としてるし、空気感とも言えるかもしれないもの。
そして!
きわめつけは、『教え事でも習い事でもないこと』
技術とか、やってもやっても教えきれない、あるいは習いきれないことが芸事にはある。
それは一瞬の【間】であったり【角度】であったり、・・・なんて説明すればいいのだろう。
例えば同じ動きをしていても、なにかほんの些細なことで魅力が数段に違うことがある。
これは誰かに教わらないうちに身についていることが多い!!!
同じくらいの技術をもっている人でもこの↑「プラスアルファ」がある、なしの差は大きい!!!
「プラスアルファ」あえて言うなら天性とか才能といったところかな。。。
日々の練習、キャリアなんかでその人の芸をある程度は磨くことが出来る。
あつくるしさもある程度まではいけるのかもしれない。
でも同じプロセスを辿ってきたとしても、
「プラスアルファ」は持ってる人は持ってるし、ない人はないと思う。
もちろん「プラスアルファ」を持っていても存分に活かせてない人もいる。
「天才とは1%の才能と99%の努力」という言葉があるように、
どっちがどう欠けても天才は生まれない。
「プラスアルファ」
なんとも説明し難い言葉だけど、これに出会うと何ともいえない快感だ。
いいな、とか嫉妬もするけど、ナイものはナイのだ!
残念ですが99%の努力を一生懸命しましょう。(私も含めてです、もちろん!)
言葉では説明できないことがあるから深いのだ!すばらしいのだ!探求するのだ!