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2013/06/17

今、関わっている舞台について

とあるオペラ団体に、私の父的存在である先生が演出で入っており
「合唱」いわゆるエキストラ、国民のくくりに演出部からの派遣で団体の合唱団体に混じり
今週末の本番、出演することとなった
実は歌劇の合唱で出演は初めてで若干肩に力が入っている

また、合唱だけではなく
普通なら役者やダンサーを使うであろうシーンも任されることとなり
先生が指示しやすいファミリーの若手
歌劇の経験や、ダンス経験を踏まえて私たちを当てはめたのだろう

歌い手である私が、歌を伴わない役を演じることについて再度思うことは
まず第一に、歌い手の前に舞台人であること
舞台人のつぎに役者でもあること
役者のもつ能力の中でもダンス能力があることをかわれていること

このシーンにあてがうことによって、何か勝手に生み出してもらえるんじゃないかという考えを口には出さないがお持ちなのに気がついているため

私たちなら、
私たちが怪物をやるなら
ということを考え、伝えることにした

考えや演技をまず提案し見せるときは
相当に緊張する

だが、みせてみないことには世界観を共有はできない

昨日、小道具をうまく使うパフォーマンスをみせたのだが

「とりあえず、そんな感じで」

と了承の言葉にどれだけホッとしたか

まだ本番までは6日ある

残りで生み出すことが私の仕事
歌い手としてなのか、役者として舞台に立つのか
意識は曖昧だが
今回は1人の「舞台人」として全うしたい

2013/06/17 12:49 | uika | No Comments