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昨年は、小さくて薄い封書でした。
今年は、大きくて薄い封書でした。
合格通知は一番上の紙面
中を開けたら必要な提出書類がたくさん
無事、藤原歌劇団の準団員
合格いただきました
一年の経験、修行は実を結びました
先に所属をした同期にやっと追いついた…いや、やっとスタート地点なのかも
マイナスがやっとゼロになった?と思うとこもあったが、そもそも積み上げてきた経験はキャリアとしてあるのでマイナスじゃなかったのかと考え直してみたりしました
「ステージははなやかでも練習は地味!練習をした分、結果につながるのね。
自分の声はよい声だと思わないこと!よい声だけでは何もうまれないのね。体と声が一緒にそして心の表現と…」という師匠の言葉を念頭に訓練し忍耐してきました
この一年のうち、私を入れようと考えてくださっていた企画で、内部者になれず外されてしまったりしたのですが
その方に「計画が崩れた!」と一喝されたことが一番私には堪えていました
合格の報告をいれると、お祝いの言葉と共に「これからが勝負なので、益々の向上を期待しております。」と
本当にその通りです
一年経ってしまいましたが
今回、やっと入口に立てたことにより何より気持ちが楽になりました
「なぜ所属にこだわるのか?なぜ肩書きにこだわるのか?現場では関係ないよ。所属してなくても仕事はできる。」たくさんきかれました
それは、わたしが愛好家臭さが抜けないことにあります
ペーペーである以上、若手のひよこにもならない自分を守ってくれる場所が必要だと思っていました
今後、先輩方、ベテランの方々を通し、現場で勉強させていただく心意気であります
役者としてはプロダクションで
声楽家としてはこちらの団体で二足草鞋ですが
これからもよろしくお願いします