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2013/05/20

 

 

ワハーー、

今年もやって来ました、ミッレミリア!

毎年のごとく、

フェラーリがまず続々と登場します。

「世界の金の半分がボンコンヴェントにやって来たぞ」

なんてとなりにいたおじさんがぼやいていました。

半分はまあ、言い過ぎだけど、

これだけ集まれば見応えありますよね。

 

 

フェラーリに続き、

クラシックな感じが続々、

 

 

古いのに未来を想像させられます。

 

 

デザインもいいですねー。

このレースの私の楽しみは、

日本人ドライバーを捜すこと。

こんな小さな街でこんな大きなレース、

そこで日本人同士出会えるなんて素敵じゃないですか?

そんな期待を裏切らずに毎年来てくれるのが堺正章さん。

今年も出会えてとっても嬉しいかあちゃんです。

 

さて、

またまた小さな街のフェスタへ行ってきました。

今回はセッレディラッポラーノのセッレマッジョです。

このフェスタ、

街の人たちがフェスタの間の一週間は、

現代的なものはすべて隠され、

中世の衣装で中世の暮らしを再現しているのです。

 

 

街に入るすべてのポルタには守衛がいて、

通ろうとすると

「シャキーンッッ」と音をたてて開けてくれます。

パン屋さん、お菓子屋さん、酒場なども

再現していますが、

器やグラスもすべて陶器で出されます。

 

 

その中でも一番魅了されたのはこちら。

 

 

毛狩りした羊毛から、

どうやって色を染めて糸を紡いでいくかを実演してくれています。

 

 

こちらは色粉の作り方の説明。

すべて自然の鉱物、植物、または動物の骨などで出来ています。

この色粉で糸、布などの染色、

ガラスや陶器の色付け、壁画、

また薬にも使っていたそうです。

 

 

こちらは正しく薬ですね。

 

 

それにしても綺麗な色。

中段左の3つはシエナの色、

中段右はヴェネツィアの色と、

イタリア独特の色もありますが、

たとえば下段の左端、

血の赤と呼ばれる真っ赤な色は、

マダガスカルでしか採れない石をひいたもので、

当時から絹や食料とともに、

色の輸出入も沢山あったそうです。

 

シエナの色、地味ですよね。

壁も屋根も大地も、ぜーんぶこんな色のシエナ県に、

私も来た当初は、

「地味、、、、、」と思ったもんですが、

今では、

だからこそ自然の色が生きるのではないかな?なんて思います。

 

 

http://www.serremaggio.it/index.php?option=com_content&view=article&id=2:ciambragina&catid=2:festa-di-ciambragina&Itemid=8

 

こちらのページの下の方、

SERREMAGGIO IL VERO MEDIOEVO

のところからお祭りのビデオが見れます。

 

5月もなにかと忙しいですね。

そんなときは

 

 

アカシアの花の

 

 

フリットと、

 

 

出来立てのサンブーコジュースで休憩、休憩。

どちらも甘くて美味しい!!

 

 

 

 

 

 

2013/05/20 10:20 | emiko | No Comments