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2013/03/31

(自らに課している、月4本のコラム投稿、という目標を達成するためのタイムリミットが、まさに刻々と迫っている中です…)。

先月末も似たような状況に陥り、半ば苦し紛れ的に、「なぜ音楽を続けているのか」ということについて考察してみたのですが、今回もそれに似たテーマを掲げてみます。

ぼくが音楽を続けるためには、『バンド』が必要でした。

そして今のバンドは今年で結成12年。

というわけで今回は、『バンド』を続けてこられた有り難さについて綴ってみたいと思います。

まず、ぼくにとって『バンド』が必要である理由について語らせてください。

それは、「トランペット1本では表現できるこが極々限られるから」です。

もちろん、ぼく自身がもっと有能なトランペッターだったならば、音楽を続けるためには必ずしもパーマネントなメンバーで活動する『バンド』は必要ではなかったのかもしれません。

もっと上手だったならば、その都度人からお呼びがかかり、いろんなバンドやセッションで音楽を続けてこられたんだと思います。

というわけで、ぼくは人からばんばんとお呼びがかかるタイプではなかったために、ぼくが音楽を続けるためには、パーマネントなメンバーで活動する『バンド』に加入する必要がありました。

そしてどうせなら、自分がリーダーとなって切り盛りする形で活動しようと考えて、2001年に、現在のバンドを結成しました。もちろん、自分でバンドを組むということは、自分の表現したい音楽を演奏するためでもあります。人からお呼びがかかるバンドでは、それは難しいですし。

まっさらなところから始めてみたいと考えました。結局、ボーカリストだけは新たなメンバーを見つけられず、前のバンドのメンバーに結成時だけ手伝ってもらいましたが、それ以外のメンバーは、一緒に演奏してみたいと思ったミュージシャンに声をかけました。

(しかしよくぞまあみんな、こんなぼくと一緒にバンドをやることを了承してくれたものです…)

そして、そのバンドが今も続いているわけです。

同じバンドが長続きすることは、簡単なことではないと思うのです。

音楽に取り組むスタンスに温度差があると歪みが生じますし、音楽性に対しても同様です。

さらには、各人の演奏を認められないと、難しさも出てきます(この部分においては、ぼくがクビにならなかったことがもっとも奇跡的、と言えます)。

そしてその上でそれぞれが、「自分が自分の音楽を表現するために、このバンドが必要」と思えるかどうか、ここがとても重要です。

さらには、それぞれプライベートな状況も異なりますし、12年も経てば、いろいろと周りの状況も変化してきます。

いい歳の大人が、同じバンドで活動していくことは、ほんと、簡単なことではないように思います。

重ね重ねになりますが、本当に、よくぞ12年も…。

あ、1つ補足が必要でした。

12年続いた、とは言っても、ボーカリストとドラマー(またはパーカッショニスト)に関しては、何人かメンバーチェンジが繰り返されています。

結成メンバーは、ぼくとギタリスト、ベーシストの3人です。

とはいえ、現ボーカリストは、加入してもうすぐ丸6年、ドラマーは加入して3年目に突入しました。

ちなみに、バンドの歴史上、今がもっとも最強メンバーです。その都度のメンバーも実力者ぞろいでしたが、全体のサウンド的にも今がもっともバランスが良く、その意味で最強です。

ということで、12年間同一メンバーでやってきたわけではないのですが、バンドを維持してこれたこと、今が最強であること、これらを踏まえると、12年間同一メンバーだったことと同じ価値があるように思っています。

ここ2年間くらいは特に、ライブの度に、サウンドが成長してきていると感じています。

目標も明確にできていますし、それに向かって進めていて、本当に充実感を感じています。

…。

少々、密かにテンションが上がってしまいました…。

一旦、話を戻しますね。

ぼくが音楽を続けるためには、『バンド』が必要で、その『バンド』が維持できている、成長もできているということは、とても幸せな現実です。

それもこれも、現有メンバーの協力があってこそです。

何よりみんなが、今のバンドを主体的に考えてくれていることが有り難いです。

そして、継続できている大きな要因の1つとして、次の事柄は無視できないです…。

ぼくのリーダーシップ…。

…。

うっわー…。

言ってしまいました…。

いや、いろいろとしんどいです…。

バンドのリーダーを務めることは…。

ということで、たまには自分をほめさせてください…。

と、結局、自画自賛的な結論になってしまいましたが、やっぱり、本当に言いたいのは、みんな、ありがとう!!! ということなんですよ〜!!!!(>_<)。

(タイムリミット、数分前…。一旦アップして今月中にアップしたという既成事実を作ったのち、サイト上で校正をかけます…)。

押忍。

2013/03/31 11:56 | ohta | No Comments