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私が行っているカラーセラピーでは
10本のボトルから直感で6本を選んでもらうのですが
その6本のボトルにはクライアントの表の自分と裏の自分両方が表れます。
表の自分とは、他人からイメージされている自分。
またはなりたい自分に近づく為に努力して作り上げた自分。
つまりいつの間にかこれが本当の自分だと勘違いしてしまった偽の自分です。
例えば子供の頃、素直に親に甘えることが許されずに育ったとします。
そしていい子でしっかり者を演じることで親や周りの評価を得た場合
その人は甘えの感情を封印し、本当の自分に蓋をして
いい子でしっかり者という仮面を被り続けてしまうことになります。
裏の自分、本当の自分は甘えの欲求を人一倍持っているのに
それを出すことが出来ず、仮に欲求に気付いても出し方が分かりません。
大人になればなるほど、表の自分は強固になって行くので
いつしか本当の自分の声が聞こえなくなってしまうこともあるでしょう。
例えば本当はパステル系に惹かれているのに
自分のイメージじゃないからと、いつものパターンの色に落ち着く…
ということはありませんか?
この「自分のイメージじゃないから」と言う発想は
本当に危険な思い込みで、イメージこそ偽の自分だと言うことに
気付かなければなりません。
イメージと本当の自分に差がない場合は何も問題ないのですが、
本当の自分の感情や欲求にに蓋をして
築き上げている自己イメージの場合
やはりその殻を少しずつ壊していく必要があるのです。
蓋をされた感情や欲求は決して無くなった訳ではなく
沸々と発酵して実はとんでもなく肥大化している場合があります。
そしてそれが予期せぬトラブルや病気…と言った形で
表面化する場合があるので本当に注意が必要です。
もしあなたが一つのイメージカラーに固執しているのなら
そのカラ―からちょっとだけ離れてみてはどうでしょう。
そして心の声に耳を澄ませて
本当に望んでいる色を与えてあげて下さい。