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2013/03/16

今日は「オゾン療法」について、取り組いんでいる江別市の動物病院にお邪魔して勉強してきました。 まだまだ認知度は低く、ましてや北海道では医学会でもそれほど普及していません。 しかし、私はこのオゾン療法に興味があり、オゾンガス発生装置を導入して治療に活かそうと思います。

動物の分野では、アトピー性皮膚炎や椎間板ヘルニア、腫瘍性疾患、その他代謝病にいいようです。 ただし、効果は必ずしも一定せず、効く子には著効をしましますが、効かないというか、現状を維持することで終わる場合もあるそうです。 ただし、悪化した例はあまりないとのこと。

治療は、この病院では「注腸」が中心で、継続的に治療を希望される方もおおいとのこと。 オゾンは、ゴムをすぐに劣化させるのでガスはガラスの注射器でないとだめで、ゴム製の手袋をして作業していると破れやすいそうです。

お邪魔した午前中だけでも3頭の子がオゾン療法を受けていました。 ほぼ毎日オゾン療法の子が来院して多い日は、6、7頭オゾンだけで来院するようです。糖尿病の子も受けていました。 オゾンは強力な殺菌性と抗酸化作用があり、投与すると全身が暖かくなるそうです。

なので、私は鍼とオゾン療法を組み合わせると大変いい効果が出ると思います。 北海道ではマイナーですが大阪や広島では大変盛んだそうです。

これからさらに勉強して質の高いまた効果の一定した治療にすべく研究するつもりです。

2013/03/16 09:30 | shigenobu | No Comments