ジェイソン・ガーフィールドというジャグラーがいます。
過去にもこのブログで2回ほど話題にしました。
(これとこれ。
密かにこの海外のCMの中にも映ってます)
ジェイソン・ガーフィールドと言えば、
僕たち世代のジャグラーからしたら、大スターのジャグラーです。
勿論、彼自身が素晴らしい腕を持つジャグラーであることは間違いないのですが、
何よりも、彼のキャラクターに魅かれたのでしょう。
ステージに立つ彼は、あまり笑顔を見せず、
ジャグリングの大会の順位が気に食わないと文句を言うわ、他のジャグラーのパロディを下品にやるわ、観客に喧嘩を吹っ掛けるわ、
とにかく、「狂暴」なキャラクターを持つ素晴らしいジャグラーです。
ボブ・サップが出てきた時に「あ、ジェイソン・ガーフィールドとキャラが被ってる」と思ったもんです。
ジェイソンガーフィールドが国際的な舞台に立ったのはおそらく1988年のIJA(International Jugglers Association主催のサマーフェスティバル)のチャンピオンシップ、ジュニア部門での優勝。(記録上残っているだけで実際に見たわけではありませんが……)
1998年には、シニア部門でも優勝を果たしました。
そんなジェイソンが、2000年に、再びIJAの舞台に戻ってきて、やたらとしゃべりながら高度な技を次々と披露していく、
というパフォーマンスを行います。
どっかんどっかん観客席を笑わせていますね。
英語ができればもっと面白いと思うのですが……残念ながらあまりわかりません(^^;
※因みに、あまりいい言葉を使っていないようです(^^; 下品なようです(^^;
上のビデオを見てわかるとおり、何故かイライラしながらジャグリングをしています。
こういうキャラクターなんです。
因みに、この年2位です。
何故なら、制限時間8分に対し、4分半もタイムオーバーをしたため。
その2年後。
何故か180度キャラクターを変えて登場します。
タイマーも最初から8:15って……もうオーバーすること前提だし(笑)
結局8:15後に元のキャラクターに戻ってるし(笑)
それ以外にも服を脱いでも同じ服、とか、細かいボケを色々と仕込んでおり、観客を大爆笑に巻き込んでいますね。
勿論、キャラクターだけじゃなくてジャグリングの腕も凄まじい。特に、投げた球を股から覗いて後ろで股の間で取る精度の高さは凄まじいです。
最近では、ジャグリングをスポーツ的側面からとらえたジャグリングの大会、WJF( World Juggling Federation)という大会を始めるなど、若きジャグラーの育成に熱心な方ですが、
彼こそ「純粋な技術のみのジャグリング」と「エンターテイメントショーとしてのジャグリング」の違いをわかっている人なんだろうなぁと思いますね。
僕も2002年の彼のように、スマイル推しのキャラクターをしていますが、
今度は180度キャラを変えて、シリアス系(でも全然決まっていない系)でやってみようかな。
……と、そこまで思って、僕は絶対笑いを堪えられないことに気づいて無理だろうなぁと考えを改め直すのでした(笑)