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2011/01/05

皆さん、明けましておめでとうございます。

新しいスタートです。

物理的には何も変わらないと言うか、単にカレンダーがリセットされるだけですが、人間の気持ちのリセットも必要ですよね。お正月はそういう意味でも必要なのでしょうね。

私は、少ないお休みを有効活用しましたよ。

31日大晦日  大掃除(ベタですが)

1日 元 旦  スキー

2日      東京箱根大学駅伝往路鑑賞

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しかし、3、4日と仕事でした。

我が事務所は6日が仕事始めですが、生き物を扱う我々の部署は、31日、1日、2日のみ休みで後は当番でお仕事。

3日はまだ松の内だから、私の事務所がある建物もひんやりでした。

4日から仕事始の方が多く、何となくほっとしました。

 

ところで・・・

あまり報道されませんが、韓国では今、口蹄疫の発生で緊急事態です。11月29日に確定以来、韓国の口蹄疫の勢い治まりません。殺処分70万頭は確実かな。勢いが治まらなければ、100万頭の処分もあり得ます。韓国はTPPへの参加も確定していますので、畜産業はもう壊滅的な打撃でしょう。

いや怖い、ホントに。日本大丈夫かと。まさか、獣医師海外派遣はないでしょうが。韓国でも獣医師不足が深刻らしいです。

韓国ではちょうど1年前に2002年依頼の口蹄疫が発生してそれから、まだ完全に終息していないのです。

処分方法は適正に行っているのでしょうけど、これほど広まると不安になりますね。

今や中西部にも拡大しつつあり、韓国のブランド牛も危ないとか。

なんとか、止まってほしいです。がんばれ、韓国!

 

さて、本題です。

最近は、何とか「セラピー」という用語が増えましたね。

アニマルセラピーという言葉も新しいと思っていたのですが、どんどん増えていきます。

セラピーが付くとなにか、響きがやさしい感じになります。

セラピーの語源はギリシャ語の「THERAPON」(セラポン)という

「悩みを共有する友」という意味からきているそうです。

それからすると、何かを積極的にしてあげるとういより、共に考えて解決へのお手伝いをすることが本来の「セラピー」なのでしょう。

兎角、ボランティアで行うセラピーだとどうしても「してあげる」的な意識が強くなりがちです。

 

で・・・

アニマルセラピーでも先輩格はなんといっても「ホースセラピー」です。

乗馬療法と言われて、古代ローマの時代から行われていて歴史はとても古いそうです。

調べてみたら、詳細は不明ですがイギリスやドイツでは乗馬療法が医療保険の適用になっているとか。詳細が知りたいものです。

 

乗馬ですから、どこでもできるものではないでしょうが、その効果は大変高いと思います。

NPO法人 ホース フレンズ事務局のHPを参照させていただきますが、

心理的効果としては、やはり馬のやさしげな表情そのものが癒し効果になりますし、高いところに乗り、人馬一体となり揺られることはリラックス効果が高いでしょう。ストレスの発散にもなります。

 

身体的には、馬の温かさは大きいと思います。38度前後の体温ですから非常に温かく感じます。そして、その温かい馬の背で全身運動と体を揺さぶられることで関節の可動性に対する効果や筋肉の強化になります。

とにかく、普段余り使わない筋肉や神経を使うことは末梢性のみならず。中枢性神経にもいい影響を与えるでしょう。

 

犬によるセラピー効果と比較すると、ホースセラピーは身体的効果に優れていると思います。犬では劣る身体的効果をあげるための工夫が必要だと感じさせられました。しかし、犬でも工夫次第では馬と同等の効果を得られるのではないかと考えるのです。

 

原点を考えて行動することもときに必要かと考えたりする「新年」ではあります。

 

今年がよい年でありますよう!いや、よい年にしましょう!

 

 

2011/01/05 05:11 | shigenobu | No Comments