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山梨県の富士川町中部地区の活性化プロジェクトによる
鰍沢中部小学校のパンフレットの表紙に載せていただきました。
2年前に、一輪車を教えに行き、
1ヶ月後の運動会にも参加させていただいた鰍沢中部小学校。
「写真が学校の未来を象徴している」ということで
そのときの写真を使用していただいたようです。
自分も大好きな写真です。
現在、全校生徒11名。
だからひとりひとりが主人公。
でも、少ないからといって社会性が身に付かないわけではありません。
少ないからこそ、上級生は下級生のお手本に。
下級生は上級生に追いつけ追いこせ。
そんな中で、協調性や責任感を身につけていくのでしょう。
みんなとってもしっかりしていて、
頼もしかった印象が今でも鮮明に残っています。
パンフレットと一緒に2年生のだいきくんから手紙を頂きました。
2年前に教えにいったときには、まったく一輪車に乗れなかっただいきくん。
胸を張って一輪車に乗るだいき君の写真と
いろいろな技が出来るようになったことを丁寧に書いた強い筆圧の字からは、
“成長”と“自信”が伝わってきました。
そして、手紙の最後には、
「来年は1年生に、ぼくがいろいろ教えたいと思っています」
と締めくくられていました。
昨年は入学者0名でしたが、今年は新しく1名入学する予定です。
しかし6年生5名が卒業してしまいます。
7名では困難な学校の存続。
子どもたちの教育の場としての機能だけでなく、
地域の交流の場であり、災害のときには避難場所になる小学校。
そして、地域の希望の星である学校に通う子どもたち。
そんな学校の存続を強く願った、学校の先生や地域の方々、
そして子どもたちの思いが詰まったパンフレットです。
一度目を通していただけたら幸いです。
そして、都心での生活に疲れたり、
素敵な小学校で子育てをしたい方などいましたら、
是非、一度ご検討ください。
私もいつか子どもを持ったら通わせたい、そんな小学校です。