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あ、別に結婚とかのご報告じゃありません。
第一相手おらんし、結婚する気もなし・・・。
おかげさまで、ほわっと・モーツァルト室内管弦楽団の
第1回目の演奏会、無事終えることができました。
私がシンフォニーを振るのはこれが初めてですが、
初めて振るシンフォニーがモーツァルトのKV.16、
旧全集第1番、即ち現存する最古のシンフォニー、
というのは、モーツァルト専門の私としては、
何よりも光栄な限りです。
そもそもこの演奏会に至るまでが長かった・・・。
構想は10年前からありましたが、
メンバーを集める能力もなし・・・。
ほわっとのマスターがmixiで声をかけてくれたことをきっかけに、
ほわっとライブでの演奏会、オペラの活動を始め、
信頼関係を築いたからこそお話を進めることが出来たのですが、
そこからがまた長かった・・・。
なかなか核メンバーをゲットできんのですよ。
興味は示してくれても予定が合わなかったり、
そのまま音信不通になって立ち消えたり。
そんな中、昨年夏にほわっとでライブをされた、
松田佳奈さんと山田聖華さんが、
具体的にお話に乗って下さり、
メンバーを集めて下さいました。
こうしてやっと実現した演奏会、
ほわっとで話をして2年はたってますし、
私個人の話としては10年来の悲願達成です。
そしてそのメンバーたるや、
10日に行われた、たった3時間の練習と、
今朝のリハだけで素晴らしい演奏を聞かせてくれた、
最強メンバーだったのですよ。
管楽器(Ob、Hr各2人)など、
普通管楽器って蹴飛ばしてやろうかと思うほど、
色々ひどいことがよくあるんですけど、
そんな不満はこれっぽっちも感じさせない素晴らしい方々。
こちらの意図を素早く実現してくれました。
弦楽器は弦楽器で、
バロックヴァイオリンも勉強しておられる松田さんが、
私の意図を汲んでピリオド奏法経験豊かな、
強烈なサポートをして下さる方を数人入れて下さったので、
いとも簡単にピリオドサウンドが実現できたのです。
実はここだけの裏話、その中のお二人が、
10日のリハにお仕事の都合で出席されず、
その時は私のカラーに、5割染まっていない、
という少し不安な状況だったのです。
でも、1発目だし、これから追々染めていくか、
と思っておりましたら、あ~ら不思議、
今日のリハでお二人が参加された途端、
いきなり9割の染まり具合に・・・。
えー、後の1割は何だ?という質問はご容赦下さい。
それは、この練習時間ではちょっと無理ですって。(笑)
細かいアーティキュレーションとか、ちょっとした処理とか、
もう3時間の練習を1回くれたら達成できます。
ちなみに、今日の本番は、
親父とその仲間のご協力で、ウェブ中継されていたはずです。
(どこでどんな中継してたのか、知らないんですが。w)
この後編集したものをYouTubeにアップする予定ですので、
是非聞いていただければと思います。
ともあれ、応援して下さった方々、
出演していただいた方々、
本当にありがとうございました。
心より感謝申し上げます。
次は、「ザルツブルクのモーツァルト」と仮題をつけまして、
シンフォニー29番、ヴァイオリンとヴィオラの協奏交響曲、
というプログラムで計画したいと思います。
そのうちフルートとハープのコンチェルトも、
なんて考えてるんですが、私は狂ってますでしょうか?(笑)
写真は聴きにきて下さった、
大事なほわっと仲間の水野昌代さんのご投稿から
お借りいたしました。
私自身に画像記録の習性がなく、
また、自分で本番写真は撮れないので、
今のところこれしかありませんでした。