« 秋から冬へ、水中の紅葉 | Home | お詫び… »
本日は、世田谷ボロ市。
みなさんご存じですか?
このボロ市、
毎年、12月と1月の15日と16日に開催されています。
曜日は特に関係ありません。
今年は、12月がたまたま土日に当たっていますが、1月は火水という具合。
今日はお天気があまりよくありませんでしたが、朝からたくさんの人!
場所は、世田谷線の世田谷駅から上町駅の間のボロ市通り。
実はこの通り、幅5mもない!
なのに、何万人と押し寄せますから、もう身動きとれなくなります。
市ですので、食べ物から、盆栽、世界の珍しいものまで、いろいろ売ってます。
私は朝早く散歩にでかけ、東北物産ブースで、フカヒレスープとさば味噌煮やいわしの生姜煮を買ってきました!
ついついあれこれ欲しくなって、困ります。
そんな年の瀬12月。
正月前に、髪くらい、綺麗にしておきたい、そう思う時期じゃあ、ありませんか?
みなさんは、普段行かれる美容室は決まってますか?
私はかれこれ、10年近く同じ店、というか、同じ人に切ってもらっています。
きっかけは、ブローモデルのお誘いでした。
その日私は、とある仕事の面接に行っていました。
上手く受け答えができなかったことをくよくよしながら、新宿駅南口を歩いていました。
すると、若い女の子・Mちゃんが声を掛けてきたのです。
普段なら、そういうものには見向きもせず、その場を過ぎ去るのですが、
その日は、くよくよしていましたから、つい足をとめたのです。
「ブローモデルになってほしい」
くよくよしながら、よくよく聞くと!
少し髪を切って、パーマをかけ、それをブローするテストがあると。
そのモデルだというのです。
美容室は原宿とのこと。
私は、なんとなくそれを受けてしまいました。
いつもなら、絶対ありえないのに!
数日後。
指定された美容室に向かいました。
キャットストリートのちょっと路地を入ったところにあるお店。
ナチュラルにまとめられた店内は、とても雰囲気がいいところでした。
私に声を掛けた女の子はまだカットはできない、ということで、その店の先輩であるスタイリト・Jさんが、カットをし、おばちゃんパーマをかけられ、ブローのテストのモデルとなったのです。
Mちゃんは、見事合格してくれました。
ブローモデル終了後も、その店に通うようになりました。
Mちゃんがカットできるようになるまでは、まだ3年ほどありました。
その間、ずっと、Jさんに、そして、Mちゃんがデビュー後は、Mちゃんに切ってもらうようになりました。
でもそのMちゃんは結婚し、出産退職してしまいました。
そしてまた、Jさんに戻ったのです。
Jさんとは、年齢も1つしか違わなく、何かを創作する、という共通点もあり、気が合いました。
さらに、なにも言わなくても、一番私に似合う髪型にしてくれるので、とても楽ちんで、ずるずると通っていました。
年月は流れ~。
出会ったときは20代。
お互いやんちゃだったのに、今はもうすっかり落ち着いてしまう年齢となりました。
そんなJさんは、今度独立して、自分の店を持って活動していくことになりました。
夢だったそうです。
やはり、人生に一度くらい、自分の城、もちたいですよねえ。
とても努力家の人で、1000人近くはお客さんがいるんじゃないのかしら。
女性の扱いも上手でねえ。
強いて言えば、キムタク風な雰囲気を醸し出しています!
やっぱり、お客さんからのお誘いも多いとか・・・。
はっきりとは言いませんけどね。
関係が長い割には、つっこんだ話はあまりしないのです。
ほら、一応、美容師と客ですから。
きっと独立したら、もっと面白い話も増えるでしょうねえ。
少しづつ聞き出して、こっそりどこかで使いたいなあ、と思っています。
たまには、くよくよもいいのかもしれません。