“笑っていいとも”などを見ているとよくわかりますが
芸能人の方などから、たくさんのお花が贈られていますよね
花に携わる仕事をしている人間からすると
ああいうのは気になって仕方がないものです
あ、○○さん(札の名前)は他の人と違う
センスのいいお花屋さんを見つけたんだな~とか
このお花の見せ方うまいな~とか
うちの店はまだまだ数は少ない方です
鹿児島ですからもともとの催し物が少ないということもありますが
実際に鹿児島では一手に受けてらっしゃる大手花屋さんもあるのでしょう
でも実はたまーにあるんです
私でも知っている有名人の方からのご注文
そして気になりますよね
どういう会話をするんだろう、とか
どんな感じで注文するんだろう、とか
が、実際にはご本人さんが直接お電話して来られることはないのです
あ、わかってました?
事務所の方、代理の方からというのがほとんどです
もしくは、催し物をされる方(贈られる方)から
その有名人の方のお名前でご注文されることもあります
それでもやっぱり緊張します
ミーハーなんでしょうね
しかし、“はい、お名前は○○様でよろしいですね”と
他のお客様と差異がないように対応します
(内心バクバクしてます)
精一杯の平静を装っております
こういうこともありました
東京のある会社の方より、鹿児島の方へお花を贈りたいと
ご連絡をいただきました
代表者様のお名前で・・・ということでお受けしました
ご予算も大きめなので
きっと大切な方への贈り物なんだろうなあとは思っておりましたが
請求書を送らせていただくために
その会社をネット検索してみてびっくり
超有名な芸能人をたくさん抱える企業さんだったのです
うっひゃー
どきどき
でも、もちろん誰にも言うわけにはいかず
夫と二人でふわふわしていたりします(笑
が、やっぱり再度ご連絡いただいた時も
先ほどと変わらないように平静を装って対応させていただくわけです
素直に喜んで伝えたらいいのに、とも思いますが
結局、見ず知らずの花屋に頼むわけですし
ここで大丈夫か?と不安を与えないようにしたいですしね
また芸能人に限らず
単価の大きなご注文の時も本当は同じ気持ちです
“はい、うちはそのようなお仕事も受けてますよ~全然OKです”
という雰囲気を醸し出します
それはそうですよね
お客様を不安にさせないため
そして、もちろん!そのお仕事、欲しいのです~!!
それがおいくら位かはここではお話できませんけど…
平静を装えないほどの高額の仕事のご依頼も
随時受け付けております(笑)どしどしどうぞ!!
そんな私ですが
夢があります
その時ばかりは平静を装えないと思います
それは敬愛するラーメンズの楽屋にお花を運ぶこと
もしくはラーメンズからのご注文を受けること
中学生みたいな夢ですね
さあ、次回のコラムは
“ラーメンズと私と花”になるとかならないとか