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相変わらず日中はポカポカですが、夜は鍋が恋しい気候になりました。明日から11月。ようやく台風ともお別れと言ったところでしょうか。
さて、前回の続き。
バッドコンディションの中、オープンウォータースイミングは予定通りの時間に開会式が行われ、スタート地点に行く時はわざわざ皆さんの前で名前を読んでいただき、スタッフや応援者の方々とタッチをしながら入場。なかなか粋な演出。
タイムの計測方法は各人足にICチップ式の計測バンドをつけてスタート。今までの屋久島のイベントではあり得なかったハイテクさに感動(笑)
そして、カウントダウンとともにスタート。
屋久島の場合、2.5キロも真っ直ぐ泳いだところで目的地はおろかやっぱり海なので、今回は浜辺からスタートし、3箇所に置いてあるウキ(しかもかなり巨大)を2周回ってまた浜辺へ。スタート地点がフィニッシュ地点というわけです。
2.5キロコースの参加者はゲストのオリンピック選手、ミズノスイムクラブの方々始め、普段からジムで泳ぎこんでる方やオープンウォーター経験者も多数おり、全く経験も無く、全く練習もしていないど素人の私にはちょっと場違いな感じ(笑)それでも申し込んだ以上は完泳を目指そうと思い、どうにかスタート。
やっぱり皆さんやりこんでるだけあって最初からクロールで全力泳ぎ。
とりあえず私もクロールでついて行ってみましたが、ど素人の私的には「みんなのペースでついて行ったら完泳は無理かも?」と思い、途中からビリ覚悟で平泳ぎに切り替え。
何よりも風と台風による波のせいで真っ直ぐ泳いでも横に流されるため、クロールだと前を向けない分まっすぐのつもりが目的地からそれているという状況になること間違いないことを確信し、目的地を見渡せる平泳ぎでのんびり行くことにした。
制限時間は2時間とのことだが開始早々、腕時計が止まるというアクシデント。3気圧防水には耐えられなかった様。そりゃそうだ(笑)
泳いでる間は、ライフセイバー・巡視船・カヤッカーが常に見守ってくれており、参加者の安全の確保を図ってくださっており、安心して泳ぐことができたが、泳いでいる最中に「どうして私は2.5キロにエントリーしたのだろう・・・」と何度後悔したことか・・・(笑)
ビリで泳いでいると体力的に問題があるのかと思われ、カヤッカーやライフセイバーの方の横を通る度に「大丈夫ですか~??」と声を掛けられる始末。 順位はビリでしたが完泳するための体力を確保するための作戦なので元気に「大丈夫ですよー」と言い続けていたらもう誰にも心配されなくなっていましたが(笑)
どれだけの時間が経ったかわからない中、どうにか2周回り、フィニッシュゲートまで直進(300mぐらい?)となったとき、意外と全然元気だったのでクロールに切り替え、どうにか3人抜きでビリは免れ完泳。
しかしこんなに長い距離を泳いだことが無いから浜辺に上がった途端、水中との重力の差に勝てず足腰フラフラで立ち上がれず。嬉しいことに子供が浜辺まで迎えに来てくれたのだが、台風の波によりびしょ濡れ。
どうにか立ち上がりフィニッシュゲートまでヨタヨタ歩いてゴール。
運良くMBCの「ずばっと鹿児島」という鹿児島の番組のインタビューも受け気分はスター(笑)
それから完泳証とミネラルウォーターを頂き、即開封。普段ミネラルウォーターって絶対飲まないんですけど、高波のせいで塩水を結構飲んでいたので塩分の含まれない水がこんなにおいしいんだと思わず感動(笑)
その後は1キロコースも予定通り実施され、終了後は近くの漁港で表彰式兼パーティー。頑張ったからこそこのご褒美には本当に感動。 漁港では開催場所となった一湊区民の方々が地元の料理や首折れ鯖の刺身などをたくさん振舞っていただき、本当に至福の時でした。
ちなみに年代別表彰というのもあり、30代女子3位の症状もいただき、本当に良い思い出となりました。
余談ですが、インタビューは2分ほどでしたが、テレビに放映されたのはわずか一言(泣)
今年はプレ大会ですが、来年から第一回という形で7月頃に屋久島の恒例行事になるそうなので私も毎年参加していきたいと思います。 競技中にウミガメを見れた方も居るぐらい屋久島の海も自然に溢れてます。 皆様もぜひご参加いかがですか?