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今日は、友人の動物病院に併設された、ドッグランで開催されたイベントの手伝いです。
とても寒く、天候もよくない日でしたが、たくさんの人が来場されました。
動物関係のイベントは強い!
午後3時に終了しましたが、11月並みの寒気にやられました。
即効帰って風呂!
でも、たのしかったですよ!
先週
苫小牧で「家畜人工授精師協会」の研究発表を聞いていたのですが、今回は比較的「繁殖プログラム」に関する発表が多かった気がします。
CIDRはシダーとかイージーブリードとか言われていて、牛の子宮膣内に最大2週間入れておいて、黄体ホルモンが徐々に放出されて膣粘膜から黄体ホルモンが体内に吸収されることで元々体内にある黄体ホルモンの1.5倍になります。
こうして擬似的な「黄体期」を作り、その後抜去することで発情を来させることで、繁殖を人工的にコントロールしたり、発情が来ない牛の治療に用いるのです。
他のホルモン剤と組み合わせることでさらによりよい効果が得られることがあります。
また、黄体ホルモンは妊娠の維持にも必要なホルモンなので授精後の受胎率を上げる効果もあると言われています。
牛の受胎率が年々低下するなか、こうした繁殖プログラムはいろいろと研究されています。
しかし、その主眼は現在では「卵巣」の機能に関するものが中心となっています。
個人的には、子宮内の環境にも少し目を向けてもいいのではないかと思います。
不受胎の牛に子宮洗浄やその後の薬剤応用も行われていたのですが、最近はめっきり減りました。
結構、時間と労力を要するものですから敬遠されがちになってしまうのです。
自然な発情と自然な人工授精(矛盾?)で自然分娩がベストなのですが、効率化を求められる畜産現場では二兎を追うことになってきています。