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2012/10/20

他人なら許せるのに、彼氏や家族だと腹が立つ。そんなこと誰でも経験があると思います。逆に、他人に言われても大丈夫なのに彼氏や家族言われて悩んだり傷ついたりすることもありますよね。

こういうシチュエーションってお互いに関係がぎくしゃくすることがほとんどなのですが、根本には相手に対する愛情があるんです。マザーテレサの名言で「愛情の反対は無関心」という言葉があります。つまり、自分のことのように相手のことを気にしてしまうのは愛情なのです。もちろん、相手に対する愛情よりも、相手が自分の期待する方向にいかないことで「自分」が傷つくことを恐れている場合は場合が違いますよ。

では愛情が根底にあるのにマイナスエネルギーが充満してしまうのはなぜでしょう。それは愛するものが傷つくこと、自分が愛せない存在になることに対して腹が立っているからなのです。
愛する人を100%上から下まで外見も中身も全て愛せたらどんなにいいことでしょう。でも「惚れた人なら全て許せる」なんて理想ばかり言っていられるのも最初のうちだけです。欠点のない人などいません。私達は自分でも気づかないうちに相手を自分の理想の人物にしてしまいたくなるのです。でも、人はそれぞれ違いますからそんなこと無理なんですよね。だから自分の考えや予想と違う結果がでた時に人は反射的にそれを拒否したくなるのです。

でも、根底が愛ならプラスに話すこともできるはず。
相手を非難したくなった時、自分が非難したくなるのはその人のことを思ってのことだと言うことを忘れないでください。そして、相手を思ってのことであることを常に伝え下さい。
非難される側は、自分を守る為に防御姿勢になっているはずです。最初からけんか腰です。でも、大抵の場合はコミュニケーション不足が理由で発生する不安が原因だったり、誰かのささないな一言が引っかかって過剰に反応しているだけだったりするのです。そんなつまらないことが原因で大切な家族といや〜な雰囲気になるより、会話を通して、相手を思う愛情があるんだということが伝われば意見が合わなかったとしてもお互い歩み寄れるはずです。

私は幸い主人や姉とそういう会話ができる関係にあります。いつもとは限りませんが、私達は強い愛情で結ばれているので、マイナスのエネルギーをプラスに変えることができています。
小さい頃兄弟喧嘩をすると、よく父が「先に謝った方が勝ち」だというようなことを言っていました。関係がぎくしゃくしている状態が好きな人なんて誰もいません。相手が歩み寄ってくれたとき、よかったとほっとする経験したことありませんか?是非、あなたが先に歩み寄ってあげてください。

身内だから許せない、腹がたつと言うときは少し時間をおいて自分の中の原動力であるプラスのエネルギー(愛)も上手に使ってみてください。あなたの愛のエネルギーをどうかマイナスエネルギーに変えたままで発散しないでください。

久しぶりにつらつらと書いてみました。今週末、アメリカはハロウィーン一色です。日本でも最近流行ってきていますよね。よい週末を!

2012/10/20 01:56 | ai | No Comments