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2012/10/16

さびしい話が 続いてしまうのが なんともいえないのですが 古今亭円菊師匠が 亡くなられてしまいました 言葉に出来ないほどの「恩」 を 頂戴した 円菊師
これしか申し上げられないのですが
心から ご冥福を祈ります

さて 今回原稿が遅くなったのは
父 源氏太郎が 腰椎骨折したからなのです

円菊師と 父は落語家修業時代 同期ということで
年も一つ違いだから 何かとご縁が深かったわけですけれど
やはり 同じ世代の 真剣さと 面白さに事欠かない
私にとって本当に 大・大・大好きな 雰囲気を お持ちで

浅草の楽屋の
いつもの場所…
そこにいらっしゃるだけで
フワッと 空気を柔らかく変えたり

お客様だけでなく
舞台袖で見ている私も ビックリするような
楽しい事をいきなり おっしゃったりする

そういう遊びが 寄席の高座に 現れて

それはそれは 素敵な世界観でありました

父も 残念がってましたが
入院中なので お別れにも行けず…

そう その 父ですが
腰が痛くなって 立って舞台をする事を
最近やめていましたから
骨粗しょう症かしら とか 私は心配していたわけです

そんななかでの 骨折事故

東京演芸協会の相談役ですが
記念公演も 休演ということになってしまい

小紋姉さんが 紋也襲名の公演を
するので
そのトリも 代演していただくことになり

かなり 申し訳ないことになっています

仕方ないですね…

体第一なので
どうか 父ちゃん 早く骨をくっつけてね…

2012/10/16 02:14 | miya | No Comments