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どうも
少し前は温暖化ってなんなんだってくらい寒かったですが、
ここ何日かは少しずつ暖かくなってきましたね。
今日はそんな日本の春夏秋冬と、
最近の若者について言われることについて思うことをつれづれなるままに。
「流れ」
夏には冬を求め、冬には夏を追い求める。
寒いときには、暑くてうなだれていたことなんて忘れしまい、
とにかく今の寒い現状をどうにかしてもらいたいと思う。
寒いからこそ美味しい鍋や寒いからこそ楽しい行事のありがたみは感じることが出来ずに。
そして、逆もまたしかり。
これは、世の流れにも似ているように感じます。
制限が強いときは自由を求め、
自由なときには責任を回避し安定を求める。
電通が昨年末に発表した、
高校生の[なりたい職業]
1位:公務員、2位:大企業の正社員
「最近の若者は安定を求め過ぎだ。」
とか言われますが、最近の若者の問題なのでしょうか?
自由を求める世代が世を自由な方向にひきつければ、
その歪みをみてきた次の世代は、世を安定の方向にひきつけようとする。
すると次はまたその逆へ。
次の世代を批評するのは、前の世代の人たちが中心なので、
自分たちと違うことを批判する。
今の若者の現状は、若者の悪い特性なのでしょうか?
与えられた環境の中で一所懸命生きようとしている現れのような気がします。
でも自由を求めることがいいとか、安定を求めることがいいとかではなく、
そうやって右に左に揺れ動くのが時代であり、人生なのかもしれないということ。
私には自然現象、自然な時の流れのように感じます。
流れはなかなか変えられないかもしれないけれど、
その流れの中でどう生きるかは変えられるのではないでしょうか。