« 夏の養生 | Home | Weekly Pickups ~社会福祉の現場から~ Vol.6(12/8/6~8/12) »
昨年7月に、幸運にも見つけた物件、
早くオープンさせたくてたまらないわたしは、不動産屋さんを急かしました。
結果、仮契約を結ぶことになりました。
そして8月末、再度渡仏したのです。
しかし、そこはフランス。
いざパリに来てみると、
『8月前半天気が悪かったから、先方の弁護士がまだバカンス中。』
『だから、資料が一切こちらに来ていない。』
とのこと。
さーすーがーすーぎーるー!!!!!
不動産屋さんも、
小娘が本当にお金を集めてくるとは一切思っていなかったそうです。
実際そのように言われました。
本気として取り合ってもらえていなかったと今は思います。
結局、8月末から9月頭にかけての渡仏は、
わたしにとってもただのバカンスとなってしまいました。
この1週間余り何をしていたのか、本当に記憶がありません。
よっぽどショックだったのだと思います(笑)
何もできず帰国しましたが、
その後も不動産屋さんとの連絡は取り続けました。
ある日のこと、
『あの物件、火が使えないって言ってます。』
と、メールが来ました。
予想外すぎます。
レストランとして売りに出しているのに、
ガスももちろん来ているのに、
大きな排気口もあるのに、
火が使えないですと???????????
その後何度かメールをし、
お好み焼きとは何か、煙は出るか、においはどうか、
などを証明できれば、火を使ってもいい、かもしれない…
ということになりました。
綱渡りにも程があります。
プレゼン資料を作ることになり、
日本で急いで作ったのですが、
先方の求めていたものと全く異なり、
なかなか話が前に進むことはありませんでした。
(店内予定図を3Dで作ってこいとかハードル高すぎます…。)
今年2月に渡仏後、こちらでの友人も増え、
日本人フランス人共に試食をしてもらったところ、
『この味であれば、敢えて日本人街に出す必要はない』と、
みんなに言ってもらえたので、
このいろいろあった物件ではない物件を今探しています。
他にも、オーナーが複数人(十数人)いるなど、
懸念事項が多いのも理由です。
物件さえ決まれば、いろんなことが動くのですが、
場所が一番重要と言っても過言ではないので、
現在、慎重に探しています。