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おつかれさまです。
日本在来馬(天然記念物)の展示及び一般社団法人日本障害者乗馬協会の理事として
乗馬・障害者乗馬の普及啓発活動をしています、特定非営利活動法人(NPO法人)
ホースランド・らぴす、国産在来馬ふれあい乗馬施設ハッピーホースカフェの山本高志です。
イギリス・ロンドンではオリンピックが開催されています。
その中でも馬術は男女分かれることなく競技が行われています。
- 総合馬術(個人・団体)
- 馬場馬術(個人・団体)
- 障害飛越競技(個人・団体)
の3種目6競技があります。
総合馬術とはクロスカントリの様なもので平坦な馬場から離れて、
起伏が激しいコースに設けられた難易度の非常に高い障害を飛越します。
障害の種類もたくさんあり『水濠』(低い障害を飛越し水濠に飛び込む障害)や
『ダービー・バンケット』(小さな丘を登り、障害を飛越して、飛び降りる障害)があり、
騎乗者の技術や勇気また、馬の体力が問われます。
馬場馬術はフィギュアスケートの様な物で歩様、歩度、図形運動(輪乗りなど)
定められたポイントにて行わなければならない種目と、所定の項目を音楽に合わせて
自由に組み合わせて行う自由演技(フリースタイルまたはキュア)とがあり、
完成度が得点になります。
最後に障害飛越について…この競技は近代五種にも採用されています。
馬術競技の中で1番ポピュラーでしょうか。
飛び越さなければ通過できない障害が設置されたコース(経路)を、走破し技術を競います。
オリンピック競技とはいえ、まだまだニッチな産業なだけに
地上波のリアルタイムで観ることが出来ませんが、いつかはなでしこ(女子サッカー)のように
大きく取り上げられる時を強く望んでいます。
さて、本題に入りますが弊社施設に2頭目の在来馬が来場しました。
北の大地から北海道和種(道産子・ドサンコ)函館生まれの4歳の女の子です。
とても元気がよく独特の『側対歩』もします。その歩様については後日に綴ります。
サラブレッドにはない白でも芦毛ではない佐目毛が特徴です。少しクリーム色です。
北と南の在来馬が見れ、且つ触れ合える施設は日本でここだけです。