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社会人になりまして、同期たちにも、自分がジャグリングをやっているということは言いふらしております。
最近はないのですが、社会人になって2~3年目くらいは、宴会をやるからちょっと出てくれないかという誘いがあったりしました。
ある日、同期から、
「今度、海外から人を招いてパーティーをやるが、余興担当として出てもらえないか?」という依頼がありました。
僕の英語力はTOEICで言えば600点に満たないぺーぺーです。正直自信のない旨伝えたところ、
「ああ、それは大丈夫。僕が通訳をやるからさ。」
海外からお客さんを招くだけあって、その人の英語力は完璧。
だいたいの台本も作り、普段より長時間かけて打ち合わせを行い、意気揚々と本番に臨んだのでした。
しかし。
実は、この公演はうまくいかなかったのです。
技は決まりましたが、やっぱり人前でやるショーって技だけじゃないんですよね。
勿論、技が決まれば凄いとは思ってくれると思うんですが。
僕がしゃべって通訳をしてもらうわけですが、時間にもテンションにもギャップがあって
なかなか思ったような反応をお客さんが返してくれないんです。普段だったら笑いを取れる個所も失笑だったりとか。
ショーが終わって、席に戻って、「良かったよ」とは言われるのですが、
正直消化不良。
「いやっ、普段はもっとできる子なんです!!」と、心からアピールしたかった。(笑)
その後も、やはり海外からこられたお客様の前でショーをやる機会というのは3~4回あったのですが、
やはり自分の口から英語で発言してショーを行った方が良いという結論。
やはり自分の口で説明すると思ったような反応を得やすいです。多少「えっ?」とか思われますけれどねぇ。
そんなわけで、最近はしっかりとショーで使いたいセリフは一通り英語でしゃべるよう、
事前に鏡に向かってちゃんと口で発音して通し練習をするようにしています。
そのお陰かどうか、アメリカにジャグリングの大会に参加しに行った時など、
フリーパフォーマンスなどで喋りながらショーをやる機会があったりしたのですが、
そういう状況でもあまり躊躇わずにショーをすることができるようになりました。
それどころか、多少アドリブもできるようになったりして。
これはショーをやる立場の人間としては一つの武器かもしれませんね。
TOEICはもうちょっと頑張って高い得点を取れるようにしておきたいです(笑)