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2012/06/21

読者が、3人は突破したWeekly Pickupsです!(爆)

いよいよVol3まできました。うっかりアップするのを忘れるくらいなので、本人はさほどですが、

周りの3名にはそこそこウケていますので続けてまいる所存でございます!

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この1週間の気になるニュースを取り上げています。

キーワードは社会福祉や、市民活動です。

著作権の関係上、ソースの詳細をアップできませんのでご了承下さい。

ただ、検索すれば安易に入手できるものにしていますので、ご安心くださいね。

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ソース: 大手各紙 2012/6/14

「脳死判定:6歳未満で初 家族同意で臓器提供へ」

10年7月17日に全面施行された臓器移植法での改正で、15歳未満からの脳死臓器提供も可能になりました。

昨年4月の10代前半の男子に続き2例目が、今回の臓器移植です。でも、今回は、判定基準がより厳しい、

6歳未満の脳死判定で、国では初めてです。私がこの記事を読んで感動したのは、この男子のご両親のコメントです。

「息子が誰かの身体の一部になって長く生きてくれるのではないか。このようなことを成し遂げる息子を誇りに思う」。

大したものだ。何が正義で、何が正解なのか不透明な時代ですが、ご両親の覚悟の前では、どんな理論も、屁理屈に聞こえる。

移植を受けられた方の回復を心から願うばかりです。そして、うちのようなサポートハウスの運営者は、もっとハウスを増やし、

利用しやすい価格帯で、移植を支えて行きたいと考えていることを皆さんに知って頂きたいです。泣けてきて困る記事だけど、

明日につながる素敵な記事でもあります。是非ご一読を。ところで、産経新聞社のタイトルが格好いい。

『6歳未満脳死判定 15日摘出手術、移植へ 「息子誇りに思う」』←息子を誇りに思うというのはググっとくるタイルです。

他紙はかなり冷静です。

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ソース 2012/6/14 産経新聞

「広がる鬱病患者の復職支援 集団生活で「日常」取り戻す」

国民病的なうつ病です。患者数が100万人を超え家庭や地域だけではなく、ビジネスの世界にも、

大きな影をおとしているのがう病です。私どもの京都サポートハウスでも、うつ病患者のボランティアさんがいます。

そのボランティアさんの社会的進出の手助けとなればと思い、収益事業をお手伝いいただいています。

最近は、うつ病の新型が現れたり、診断の難しさや、新薬や新しい治療法などが報じられるなど、マスコミも、

うつ病については連日取り上げています。ただ、今回の記事の様な医療と少し離れた記事は少なく、実は、こういう情報こそ

うつ病の患者さんには必要だったりします。どの病気でもそうですが、簡単に治らない病気の場合は、大変な孤独感や

絶望感に襲われるものです。例えば京都サポートハウスの利用者さんも難病がきっかけでうつ病を発症した方もいます。

ですから、今すぐ根本的な治療ができれば一番良いのですが、それができないからといって何にもできないわけではないので、

できるだけ早く何らかのサポートをし、その患者さんを支え、これ以上悪くならないような対策も、治療と同じくらい大切です。

なお、病気がある方への社会参加への足がかりとなる支援を「翼の保障」と私は呼んでいます。

病気があるだけで、社会からうつ病患者さんを排除するのは勿体無い話です。体調さえ良ければ十分に仕事ができる方々ですから。

支援という「翼」をおくることで、もう一度社会に戻ってきてもらう。それを保障することも大切な治療です。

なお、過去に2010/08/21「翼の保障」と言う記事をアップしていますので、少し話は違いますが、

関心のある方はご一読くださいませ。 宮本太郎北大教授著 「生活保障」(岩波新書)に「翼の保障」が登場します。

 

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ソース 大手各紙 2012/6/12-14

「強い刺激臭、マスクなし作業 印刷会社胆管がん10人に」

印刷会社の元従業員が胆管がんで死亡した問題です。

厚生省も動き出し、いよいよ「公害」か?と言う状況になりつつあります。

私が子どもの頃には、「公害」と言うことばが当たり前に使われていました。

水俣病やぜんそく、イタイイタイ病、等々。それはすごい剣幕で被害を受けた方は国会に詰め掛けていました。

「公害」の定義は、「公害対策基本法」と言う法律に規定されているようですが、まあ、

簡単に言えば地域の人々の利益(健康や環境)より、自分の会社の利益を優先し、迷惑をかけることですね。

今回の場合は、印刷業の労働者の方だけですから、「公害」とはいえないのでしょうが、その印刷屋さんのご近所の方にも、

胆管がんで死亡した方がでてくるととんでもないことになりそうです。しっかりと厚生省も調べて欲しいです。

ところで、国は消費税をアップさせるならば、がん対策に十分な予算を組んで欲しいですね。今回の一連の「印刷業界特有のがん」に、

似たケースは異業種でも多数あるはずです。例えば、原子力発電所とか。。。しっかり、調べて欲しいもです。

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私の自己紹介や、なぜ社会福祉や市民活動の事に話題にしているのか?と感じた方は、

画面右横にある、「TOP(初めての方は此方へ」)と、「過去記事一覧」もあわせてご覧下さいませ。

 

2012/06/21 05:01 | hamamoto | No Comments