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2010/12/29

波乗りで得たバランス感覚は色々なシーンで役に立っています。

まずは趣味であるオートバイ、タンデム時(二人乗り)の渋滞低速走行はお手の物!

そして天職だと思っている造園業では特に役立っています。

波乗りで得た柔軟性や筋力は枝葉をすり抜け樹木の天場(一番高い場所)に登るのに最適だと思いますし、特に複雑でデカイ松の本手入れなどはアクロパティクな態勢にもなり腹直筋、広背筋、外腹斜筋はフル活動させかなりハードになります。

三脚にもたれた、のんびりムードな手入は少々で、殆ど安全帯を着用した高所の手入が主なんです。

場所は茅ケ崎、鵠沼、鎌倉が大半なのでお屋敷も多く100年を超す樹齢の松もあり年末は大忙し!

それと絶対折れないと保障も無い枝に手足をかけるので、絶対スリムで俊敏の方が有利で、その逆は危険極まりないのは想像つくでしょう…波乗りで得たものは全て大切なのです。

最後に波乗りも剪定も一番面白いのは“イメージすること”波乗りならば完結したい技を波と自分の態勢を読みとり瞬時に進むラインをイメージします。

樹木剪定の場合も似ていて手入した後の枝ぶりはどんなラインを描くかをイメージして剪定しています。

しかしながらどちらも自然相手なので自分のイメージした結果に納得いくかは別問題で、なかなか終りが見えないってのが共にハマる理由なんでしょうね。

二度と同じ形の無い波相手に無我夢中になったり、波に任せて揺られてみたり…

二度と同じ形の無い木相手に試行錯誤してみたり、風に任せて揺られてみたり…

童心になれる瞬間がある遊びと仕事…私は幸せです。

 2010-12-28-085630.jpg

 (写真は剪定する樹木の真ん中から見る風景です)

それでは皆さま、良いお年を!

2010/12/29 09:06 | hiro2 | No Comments