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2011/01/14

波乗りの事、全然分かりませ~んという方の為に経験から少しずつお伝えして行きましょう。
まず一番最初に立ちはだかる壁それは‘パドルアウト’でしょうか…

初心者は浅瀬(岸側・インサイド)でやるので波を難なくパスし沖に出られるのですが、初心者はサーフボードの上に寝そべった状態でパドリングすることさえ難しいと思うので、まずはバランス感覚の練習が必須です。そして白波も含めた小波からの‘テイクオフ’を徹底的に反復練習します。

上達していけば(沖合・アウトサイド)の‘ピーク’に向かう事になります。
(パドリングやテイクオフがしっかり出来る様になったと仮定して話を進めます)
誰もが憧れる良い位置からのテイクオフは‘ピーク’からが一番ロングライド出来ますし岸まで乗り継いだ快感はサーファーにとって何事にも代え難いものです。

小さい波なら差ほど問題なく‘パドルアウト’できますが、大きな波はこれ‘ドルフィンスル―’が出来ないと危険ですし、まず出られないでしょう。板の種類によって様々なドルフィンテクニックがありますが、私の場合はショートでも厚めの板(浮力が強い)なので沈ませにくい面もあり、普段の筋力トレーニング(腕立て伏せやベンチプレス)が大切です。

今回は基本中の基本をお伝えしましたがいかがでしたか?結構文面にすると大変ですね(笑)
百聞は一見に如かずと言う事でドルフィンスル―が分かるYou tubeを発見したので参考まで…

その昔、初心者の私は友人達と何を血迷ったか鴨川へ波乗りトリップに出かけたのですがオーバーヘッドの波は私達を受け入れてくれませんでした。インサイドで白波に巻かれ揉まれクタクタになりドルフィンスル―の大事さに気付き、それから猛練習したのは言うまでも有りません。

如何でしたでしょうか?第一回目の《波乗りの話》ちょっと興味を持ちチャレンジしてみようかなと思う方が増えたら幸いです。

パドルアウト…パドルで沖へ出て行く事

ドルフィンスル― …ボードと共に波の下に潜り波を抜けるテクニック

テイクオフ…波をバドリングしながらタイミングを合わせ、ボードに立つ事

ピーク…波が押し寄せてきてせり上がった一番高い部分

2011/01/14 11:01 | hiro2 | No Comments