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2012/05/22

お疲れ様です。
日本在来馬(天然記念物)の展示及び一般社団法人日本障害者乗馬協会の理事として
乗馬・障害者乗馬の普及啓発活動をしています、特定非営利活動法人(NPO法人)
ホースランド・らぴす、国産在来馬ふれあい乗馬施設ハッピーホースカフェの山本高志です。

今日、ついに東京スカイツリーがオープンしました。
小生はツリーより同施設(東京スカイツリータウン)内にあります
『すみだ水族館』が気になっています。笑

さて、今回の『在来馬と生きる』は実際に馬を飼おうシリーズの続編を綴ります。
最近はコラムと題しながらブログのような文面になってしまい申し訳ないです。

前回のミニチュアホースと馬を飼うにはミニチュアホース・馬を飼う(買う)といくらか?では浅く説明しましたが今回はより具体的に書きたいと思います。

馬の大きさによって庭(馬の部屋・スペース)の広さが変わってきます。
地面から垂直にキ高(首の付け根)までの長さ(体高という)
ちなみに犬は地面から頭頂までのことを指すので間違えないように。
ここで条件をつけるわけではないが一般家庭で競馬馬(サラブレッド、アラブ、などの軽種馬)
などの大きな馬を飼うことは憧れであるが素人が扱うには
敷地がどうこういうより、いかんせん危険であると思います。汗
って当然か。失礼しました。

とはいってもポニーやミニチュアホースなどの小格馬は安全か?
と聞かれても絶対ではないと思います。
千差万別ですが扱いが楽な馬もいれば難しい馬も当然います。

現実的に性格など総合的に判断し決断しましょう。安易な考えではいけません。
これは犬猫の飼育に際し大きな問題となっています。
飼えないのなら飼わないでください、お願いします。

そして飼うなら庭でしょう。バルコニーやベランダでは厳しいです。
なぜなら階段を犬のようには上がりませんし降りれません。散歩にも連れて行けませんしね。
訓練し優秀な馬は何段かは上ると思いますが…

馬を飼う際は必ず引き手(リード・鎖やロープ)などで繋いでください。長いのに事はないですが
これを怠るといわゆる『放馬』です。敷地外に脱走すると事件になります。
昔は施設にいる木曽馬もよく脱走して迷惑をかけていたらしいですが…
運良く?蹴られたり噛み付かれるような被害がなく
捕まえる事が出来たとオーナーから聞きました。なので繋げて飼うようにしましょう。

大きさは前に触れた通り8畳くらいあれば大丈夫です。小さくても散歩に連れて行き
ストレスを与えないようにしましょう。病気になってしまいます。
地面はアスファルトやコンクリートは避け土や砂など柔らかいところが良いでしょう。
爪や膝などを悪くします。
病気などにかかってしまった場合には近隣の乗馬クラブに相談しましょう。
町の動物病院では診れる獣医さんがいないので…
飼う前に関係各所に伝えていた方がいいと思います。なってからだとスピードが遅いので

今は関東で『ロバ』を飼っている家もあるそうですね。
かの有名なナポレオンも山越えの際にロバに乗ったとのことで…ロバも飼えるかな?
なんと寿命は環境次第で30年(馬は20年半ばほど)で
馬より少量の飼料で大丈夫とのことです。笑

2012/05/22 09:23 | yamamoto | No Comments