« ラッキードラゴン ウェディング | Home | 海への恐れ »
いきなりですが、バンドで応援している女子サッカークラブ「スフィーダ世田谷FC」の、ここまでの戦況をお伝えさせてください。
4月8日の開幕戦を3対0、15日の第二戦を7対0で勝利です♪
参戦している「チャレンジリーグ」(なでしこ2部リーグ)には、計12チームが所属しています。11チームとホーム&アウェイで試合をしますので、まだ20試合を残している段階ですが、現在、勝ち点6、総得点10点、総失点0点、得失点差+10、という成績で、堂々首位!
スタンドの雰囲気もとても良く、チーム公認応援歌(ぼくらのバンドの曲が生まれ変わって出来た曲)も、多くの人に歌っていただけております。感激もひとしおです。
というわけで、来る21日には第三戦(ホームゲーム)が赤羽の国立西が丘サッカー場で開催されます。
この球場は、いわゆる「鳴り物」OKとのことですので、クラブに確認を取らせていただきつつ、そして声出しサポーターの方々と相談させていただきつつ、ラッパを持参しようと思っております。
ところで、スタジアムでラッパを吹くと言えば、20年以上も前の苦い思い出が…。
大学4年のころだったように思うのですが。
プロ野球ロッテ・オリオンズ(当時)で活躍していた「マサカリ投法」でおなじみの村田兆治投手。氏の200勝がかかった試合を、川崎球場まで観に行ったときのことです。
度重なるケガと戦いながら、やっと辿り付くかという200勝。ロッテファンではなかったのですが、その熱い野球魂に急に感激してしまって、当日に思い立ち急遽、あろうことかラッパを担いで川崎まで繰り出したのでした。
いつもなら閑古鳥が鳴いているはずの川崎球場なのに、その日はチケット完売…。
ダフ屋の方からチケットを買ったのは、後にも先にもこのときだけです…。
ロッテ側の外野自由席に乗り込み、コアなロッテファンの方を見つけて、勇気を出して話しかけてみました。
「村田選手を応援したいんです。ラッパ持ってきました。一緒に吹いてもいいですか?」
快く受け入れていただけました。
当時のコアなロッテファンの方々は、若い人(20代前半とおぼしき)がほとんどでした。対戦相手が日本ハムだったこともあり、お弁当に日本ハム製品を持って来られていて「日ハムを食うぞ〜」みたいな感じの盛り上がりもあったりして、楽しい雰囲気でした。
さて、いよいよ試合開始。
…。
自分の浅はかさに愕然としました…。
村田選手の生き様に熱くなって家を飛び出したはいいものの、ロッテの応援歌を、何一つ知らなかったんです…。
現場で聴きながら覚えればいいだろうくらいに思っていたのですが、打者ごとに応援歌が違うではありませんか…(これは常識です…)。
各応援歌は長くないフレーズの繰り返しではあります。しかし、バッターが初球を打ち返したりした日には、ひと回しもしないで終わっちゃったり…。
エア・トランペット状態でした(本物を持っていたわけなので、むしろ「丘トランペッター」状態ですね…)。
かくして、村田選手は中盤でノックアウト…。200勝もお預けでした…。
さてさて。
サッカーの応援でもたくさんの歌が歌われます。「ゴール! ゴール!」というかけ声のものもありますが、試合中の局面に合わせてさまざまな歌が用意されています。選手ごとにもあります。
なので今回は、4、5曲に絞って練習しておこうと思っています。
がんばってみます。
ラッパ吹きとして考えてみると、とても良い実践練習になりそうです。
ミスしても何しても、上達のための通過点と捉えて、良い音を出すことに集中し、心を込めて応援してきたいと思っています。
4月21日(土曜日)、午後1時キックオフです。
入場無料ですので、お時間ある方は、西が丘サッカー場まで、ぜひ!
そんなこんなでぼくは、今日もラッパを吹いて暮らしています。