この程、「JunkStageアワード2010」において副賞をいただきました「北の写真家
山田雅幸」です。
僕のような者がこのような賞をいただけたことに大変嬉しく思っております。
スタッフの皆様、そして日頃よりJunkStageをご覧になって下さっているたくさんの方々
に、この場をお借りして感謝の気持ちをお伝え致します。
ありがとうございました。
思えば僕がJunkStageに参加させていただいてから2年という月日が流れ、またいつもの
ように時間の経つ早さに驚かされています。
僕のコラムは、深い自然の中を歩いていて素直にココロの中に抱く感覚、そして自然の世界
から人間社会を見つめた時に不意に感じる大切なメッセージのようなものを、自分なりに言葉
に代えて表現してきました。
長い時間自然の中で過ごしていると、本当にたくさんの感覚を抱くのですが、写真も文章も
僕の思考ではなく、本当に自然に浮かび上がってくるのですから不思議なものです。
写真のことについてはもっと勉強しなければいけないなぁ・・・と思いつつも、いつもそれは
後回しとなり、気が付くと自然の中を歩いてます。
カメラの交換レンズは今でも古いマニュアルレンズ。いつも高性能なオートフォーカスの物に
買い換えたいと思いながら結局資金は旅の費用に回され、もう何年も経ってしまいました。
こんな僕ではありますが、自分のできる範囲で活動に取り組み、こうやって発表できる場がある
ことに大きな喜びを感じています。
伝えたいコンセプトはこのコラムの第1回目に書いた「プロローグ」から何も変わってはいません。
きっとそれはこれからも変わることはないだろうと思います。
今年もたくさんの自然や自然と関わる人達と出会うことによって、その様子やそこから発せられた
メッセージをこの場でお伝えできればと思っております。
どうぞよろしくお願い致します。