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ある日、twitterにこんな動画が紹介されていました。
な、なんじゃこりゃっ!?
一瞬「CGじゃないか?」と思ってしまったくらい、「早い」ジャグリングです。
40秒程度の動画の中にこれでもかというくらい凝縮された技の数々。そして、安定感。
只者ではありません。
いや、むしろ、背景にぶんぶん車が通っているのはなぜ?
別の動画もあります。
こちらの方が最近撮影されたようですが、重複している技も多いし、顔も比較的はっきり見えていますし、
上の動画で出演している人物と同じ人物であろうと思います。
しかし、同じように車がぶんぶん後ろに通っている。
何故彼はこんな危険な場所でジャグリングをしているのか?
YURI君という僕の友人のジャグラーが、先日の舞台の打ち上げの時に話していたのですが、
「ブラジルでは、信号待ちをしている時に大道芸をやって、バスキング(投げ銭)を貰うという文化があるらしい」
とのこと。
先の動画に上げたoliverという人はチリの人らしいですが、
そのYURI君の話を聞いて、この動画につながりました。
そうか、この彼は、赤信号の間に信号待ちをしている車に対してジャグリングをして投げ銭を貰うような
ジャグラーだったのか!
上の動画二つでは、投げ銭をもらっているシーンは無いのですが、
もし想像が正しいとすれば、この後パフォーマンスの投げ銭を貰いに行く時間もある筈。
あんまりゆっくりやっているわけにはいきません。
赤信号の間に横断歩道に飛び出て、パフォーマンスをし、投げ銭をもらう!
その短い赤信号の間に、自分の技術を発揮できるように組まれたルーチンが「あれ」だったのか!と。
なるほど。通りで、早い上に濃密で技巧的なジャグリングな筈だ。
そんな話になってしまうと、
もっと世界中のジャグリング事情のことも知りたくなってしまいます。
高校の時地理とか苦手だったんだけどなぁ。